見出し画像

【若年性乳がん】坊主頭を楽しんでいる☀️👩‍🦲💫【闘病記】

こんにちは、いむきぬです。
2024年5月、27歳の時に乳がん(ルミナルHER2型ステージ2A)の診断を受け、治療中です。

数日目に抗がん剤3回目を投与し、激しい副作用が終わったところです。
1回目2回目の様子を振り返って、今回から吐き気どめを一つ増やしてもらったところ、投与翌日から食事が取れるようになりました。やっぱりエネルギーを摂取できるってすごい。体力回復も早い気がしています。

今回は脱毛の話を。
脱毛は突然に来ました。前日まで頭皮を引っ張っても何事もなかったのに、急にごっそり抜け始めました。脱毛が始まったらとにかく頭皮が痛くて、着替えるのも、寝返りも、シャワーもしんどかったです。なので、早々に病院の理髪店で刈り上げてもらいました。
刈り上げたら、頭皮が抜け毛に引っ張られることなく、痛みがかなり軽減されました。

痛いしハゲ散らかるし、かなりストレスフルでした。

髪以外は抜けたり抜けなかったり。
治療前は全身ツルッツルになるんじゃないかとちょっと楽しみにもしていたのですが、全然そんなことはなく。指毛も生えている。回数を重ねるとさらに抜けていくのでしょうか?

いがぐり頭?焼け野原?

先日、母にウィッグを買わないのか尋ねられました。
母は私がケチなことを知っているので、お金の心配をしてくれたのですが。
買えないんじゃなくて、買う気が無いです。全く。

というのも、正直坊主頭を快適と思っている節があります。

やっぱり抗がん剤治療がはじまったら、体調が悪い日は多いです。激しい吐き気が落ち着いた後も、ふとした時の眩暈や頭痛に悩まされています。

例えばお風呂上がり。裸で駆け回る息子を追いかけまわしながら、スキンケア、ボディケア、ヘアケアまでできません。ヘアケアが一番時間かかるし…。

だから髪の毛が無いのはある意味助かっています。抗がん剤治療を乗り越えるため、ある意味合理的である気さえします。

また、かなりレアケースだとは思いますが、学生時代に坊主頭の経験があります!!!💥
禊ではなく、普通におしゃれの一環としてやっていました。
というのも、私、とてつもなく髪の毛が多く、さらには硬く、太く、なりたい髪型、というのになれたことが殆どなくて。ボブより長いのなんて夢のまた夢、ウルフ???エアリーな前髪とは…みたいな。
とにかく幼い頃からのコンプレックスだったんです。

それを、若気の至りで一旦手放してみたらめちゃくちゃ快適で、やみつきになってしまったんです。メイクも映えて、かっこいいし。(逆におしゃれしないと年齢・性別不詳の妖怪みたいになるんですが。笑)
その感覚が忘れられず、とはいえ社会人だし、夫にも反対されるし、密かにもう一回坊主頭にしたい…と思っていました。

だから、心理的ハードルはかなり低く、スルッと坊主頭生活を始められました。

しかしながら一般的には、辛かった副作用のひとつとして、脱毛は挙げられるようです。
特に女性、しかも若いとなれば、尚更周囲からもそう思われてるのかな、と感じることは多々あります。

引用:https://gan-mag.com/qol/6952.html

例えば前述した母からのウィッグの話だったり、病院の相談室の看護師さんが医療用ウィッグの助成金のことを説明してくれたり。友達からも治療が終わったら生えてくる…んだよね?と恐る恐る聞かれたり。

ショックだろうなという前提で話が進んでいくので、いやいや、と思ってしまうところです。
がんになって唯一のポジティブポイントであるので、どうか私の頭の形を褒めて欲しいです。

坊主のチクチクがスカーフに引っかかってセットしやすかったです。笑

いいなと思ったら応援しよう!