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ないものねだり【#26-日常】

noteにはさまざまなクリエイターがいるが、わたしが開く記事は既婚の方のが多い。

「夫と〇〇をしました」
「わたしが自分を認められるようになったのは夫がいてくれたから」
「自分のやりたいことをやろうとしたとき、夫が背中を押してくれました」

そんな記事ばかりよんでしまう。

ちなみにわたしは子どもも夫もいない。お付き合いしている方もいない。おまけに今は無職。……こう自分の現状を書き連ねていると不安と空しさがこみあげてきてしまう。

だからかもしれない「良き理解者」だとか「パートナー」だといった存在がいっとう羨ましいようだ。

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友達づくりが下手なわたしがおもうに、人生の中で親兄弟以外のかけがえのない存在に出会えるのは、その人がしっかりと相手と向き合い、相手もまたその人に向き合ってきたから出来た関係だということ。

腹が立っても、理解できない部分があっても、お互いが折り合いをつけながら過ごす。それでもなお「一緒にいたいなぁ」と思える。

理想でしょうか。夢見がちな妄想でしょうか。
分からないですもん。まだ会ったことがないから。

100年の人生のなかで、ひとりでもそう言える人と会えるのはすごい奇跡だ。
なかには誰にも気づかれず、孤独に死んでいくひともいる。
もしかしたらわたしは後者かもしれない。

今日も今日とて人様の記事をみながら、実感のない気持ちばかりを考えている。

読んでいただき、誠にありがとうございます。 あなたのおかげで、わたしの心もほっこりしました♪