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2015年夏ごろのわたしへ
これまでネガティブな自分へ叱咤激励を綴ってきたけど、今日はあなたの決断を褒めたい!
そして、行動に悩んだときの指針のひとつとなった出来事でもある。
挫折して転びながらも「どうにか変えなくては」とハローワークに通い詰めてようやく獲得した“正社員”の地位。
学んだことが活かせるし、憧れの業界でもあった。
会社は小さいながらも業界では大手のところだったし、ようやく自分も社会人の一員としてスタートがきれるとワクワクしていたね。
その時、「この会社、雰囲気暗いな…」て不安や違和感を覚えていたけど、すぐに辞めるのは転職にも響くと思って我慢しようと思ってた。
でも、いざ業務がはじまると、悪い予感はますます大きくなったね。
新人の前で同僚の悪口をいうお局さんとその取り巻き。
入社二日目で怒鳴りつけられ「ごめんなさいと言いなさい!」と謝罪を強要されたこともあった。
「わたし、ここでやっていけるのかな…。我慢すれば慣れるのかな。」
でも帰宅ラッシュの電車のなかで、人目もはばからず泣いてしまった。
家族からは「もう少し続けたら?」「三年はやってみないと分からんだろう」といわれ、孤独な気持ちにもなった。
でも、あなたは負けなかった。
泣きながら帰った日の翌朝、社長に退職する旨を言った!言ってやった!
「わたしにはここで仕事を続ける自信がありません。いますぐ辞めさせてください。」
と、頭を下げた。
入社して3日で初めてはいった会社を辞めた。
えらい!!!よくやった!
あなたのその決断と勇気のおかげで、わたしは長く働ける会社に出会えたよ。
辞めたのが早すぎて、履歴書に書くほどでもなかった。
これが3ヶ月以上働いていたら履歴書に書かなくてはいけなかったから…辞めた時の説明がしづらくて困っていた。
私の中で指折りの成功談だよ。
面接のネタにはできないけれど(笑)
どんなに迷ってても、わたしはちゃんと決断し行動できる。
2015年夏のあなたは、今の私にそのことを思い出させてくれる。
ありがとう、あの時行動してくれて。
2022年の私も、しっかり考えて勇気をもって行動したい。
2022年2月17日のわたしより。
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