#SaveApexRanked 楽しいAPEXを取り戻そう。
#SaveApexRanked のタグがTwitterトレンドになっているのを見て、急ぎ筆を走らせています。
今、海外のトッププロの1人である「sweet選手(NRG所属)」が、ランクマッチにおけるチーターの現状、特にアジアサーバーの惨状について言及しました。
原文はこちらから。
日本人が翻訳してくれているツイートも確認でき、この中では「いまAPEXのランクマッチが正常に機能していない」ことに触れ、運営に対し早急な改善を求めています。
私も、noteでAPEXの魅力を伝えるために文章を書いている身として、このかつてないチャンスを逃さないために、この「うねり」に協力したいと考えています。
もしこの記事を読んだAPEXプレイヤーの皆さん、もしできるなら、Twitterでこのハッシュタグについてポジティブな意見を発信していきましょう。
これまで注目されてこなかったアジア圏。
APEXは特に、アジア圏で大きな人気を持つゲームです。日本や韓国を中心に、様々なプロチームにAPEX部門が設立されたり、配信活動も非常に活発であることが知られています。
しかし、運営はこれまで、このアジアに対して大きな注意を払ってきませんでした。
APEXの運営はアメリカの企業ですから、自国のプレイヤーの意見が重視されがちになるのは正直どうしようもないと思います。やはり物理的に距離が近いユーザーの意見はどうしても届きやすい。
ですが、アジアのトップストリーマーたちがいくら声を上げても、運営は口約束を繰り返すばかりで、具体的なチート対策を打ち出すことができていません。
BAN権限を持った通報用アカウント「hideouts」ができたのも最近のことですし、そもそもこのBAN権限を有する人間が非常に少ない、かつ、ほぼ手動でBANが行われているため、「彼らが人間として必要な休暇を取っている間、多くのプレイヤーがチーターに苦しむことになる」という現状ができてしまっています。
これはhideouts自身に問題があるわけではありません。彼はひとりの会社員であり、言うまでもなく人権があります。彼一人が世界中のプレイヤーの奴隷になるようなことがあってはなりません。
前述のsweet選手も文章の中で言及していますが、世界中の各地域を見張れるBAN権限者を複数作ることが重要で、これを一部のトップストリーマーに与えればよい、という提案はずいぶん昔から行われています。
そもそも、英語圏のプレイヤーが満足にチート対策の恩恵を受けられていたかと言えばそうではなく、アジア圏は特にユーザーの数、ファンの数が多いために「運営に無視されてきた」という印象が強いようです。
ついに海外プレイヤーがアジアについて言及してくれた。
今回起こっているうねりは、「海外のトッププロがチーターに対して言及してくれた。その中でもアジアサーバーは特にひどい現状にある」と訴えてくれたことに、非常に大きな価値を持っています。
当然、チーターは全員がすべての地域から完全に排撃されることが最も理想です。しかし、特にアジアサーバーの現状については、アジアのストリーマーが声を上げてもなかなか問題視されてこなかった。
そこに今回、影響力の大きい海外のプレイヤーが言及してくれたことで、Twitterのトレンドにも載るほどのうねりができているのです。
当然、チート対策にはお金がかかります。しかもそれは、本来拠出する必要がないはずのお金です。悪意ある人間がチートを開発しなければ、罪の意識すらない人間がチートを安易に使用しなければ、こんなことにお金をかける必要なんてないのです。
その一方、運営はビジネスとしてAPEXを提供している以上、同時にアップデートも行わなくてはならないし、こちらに開発資金が優先されるべきなのは誰もが納得すると思います。
今回のうねりは、この貴重な開発資金を、チート対策に割いてもらうための判断を助けるものだと思います。
この記事を書いている現在、既に4万件以上のツイートがあり、国内のトップストリーマーたちや、プロゲーミングチームの代表も、このうねりに賛同しています。
CRカップ主催チーム「CRAZY RACOON」オーナー
チーターや運営に対する暴言を投稿してはならない。
私も以前記事にして触れましたが、こういった大きな波が起こると、一部にはあまり内容を推敲できずにSNSで発言してしまう方も多く、チーターや運営に対する暴言を投稿する人や、非現実的なプランを提案する人が多くいます。
しかし、それは何の解決にもなりません。チーターに対する暴言は彼らの承認欲求を満たすだけで、建設的な議論が生まれる余地はありません。
なぜSNSの暴言に気を付けなければならないのか、具体的には下記の記事をご覧ください。
自分たちが好きなゲームを、素直に好きだと言いましょう。
これを機会に、APEXのどういうところが好きなのか、このハッシュタグ「#SaveApexRanked」に乗せて語りましょう。
私たちひとりひとりの声が、やがて大きな声となって世界を動かします。
自分の力を甘く見ず、しかし過信せず、この波をより大きいものに、そして健全なものにしていきましょう。