小学校~
小学生の時に、母と犬1匹と一緒に、母の実家に戻って暮らし始めました。
学校について
新しい学校に行ったら、全校集会で転校生を紹介する場面があると思うのですが、何百人という人間の前で自己紹介するのは恥ずかしかった😟
いつも見る側だったのが、自分がする側になるとは思いもしませんでした。
学校にはすぐ慣れたのかな?あんまり覚えてない。
ただ同じクラスに幼なじみがいたので、辛くはなかった。
給食の時間
2校とも同じようなシステムだったあの頃。今は違うのかな…
給食の時間・空間・雰囲気が好きではなくて。
基本的に給食の時間に喋ることは許されてなかった。
校内放送やオルゴールなんかの音楽が流れてはいたけど、自分にとっては無機質な時間に感じられた。
机を合わせて、グループを作って、面と向かって食べるあの環境もいま思えば辛かった。ガチガチに固められて、食べてるとこを誰かに見られるのが恥ずかしかった。
片づけは、グループ全員が食べ終わったらまとめるシステム。いつまでも片づけられないグループがいると、クラスの視線が”まだ食べ終わってない人”に集中する。
それが自分だと恥ずかしいし焦るし、心がぎゅううううぅううっ。てなってごはんが喉を通らなくなる。(誰かがそうなっている空間も耐え難かった。)
それでも食べ続けなきゃ状況は変わらない。どうしても時間内に食べ切れないときは、昼休みまで一人で食べ続けた。
給食の後って昼休みだけど、いったん掃除のために机の上にイスを乗せて、教室の後ろに詰めるのがルールだった。食べ終われないと、あれのなかにポツンと座ってるからパッと見、座ってても分からないんだよね。
ふらっと先生が教室に来たときに発見されて、「まだ食べてたの?!もう返してきなさい…!」ってなる事もあった。
ただ嫌いだから食べれなかったんじゃなくて、その前の出来事で胸が苦しくて喉を通らなかったんだよ。
当時はそんなこと自分で分からなかった。ただ耐えるしかなかった。
そんな感じだったんだけど、最後の年は、人が変わったみたいに、めちゃくちゃ食べるようになった。
ご飯おかわり、おかずもおかわり、白ご飯なんて人の2、3倍は食べてた。
それは担任の先生のおかげ。
給食のルールでいうと、いくらでも友達にあげたり、もらったりして良くて、嫌いなものは無理して食べなくて良いし、自分たちで上手いことやって!って感じだった。
ご飯の時間の雰囲気も、にぎやかで自由な感じ。やっぱり机を向かい合わせてグループ作をるとはいえ、そこも結構自由にしていい感じ。
雰囲気からそれまでとは違った。有り難かった。
お家は天国、だけど・・・
家では、毎日何の不自由もなく気ままに過ごした。
犬を飼っていたので楽しくて仕方がなかった。
だけどたまに、大人のケンカが始まることがあって。(祖父母ではない)
家族の事情ってどこの家庭にもあるけど、複雑な気持ちだった。
はやくに、なんとかしておけば、最悪の事態にもならなかったのに。
後悔しかない。
判断を間違い続けて、最悪の結果になってしまった。
人間は、渦中にいると、自分の感覚を失う。
気づくことができなくなる。