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別にあなたが初めてではないよ。

猫ちゃんを、飼いたいね!!!と二人で言って5年以上が経ちました。

私はその5年の間、いつ飼おう?とつんつん夫に伺いをたてて、、、
夫はそのたびに、あれやこれの理由で却下していました。

飼いたくないなら飼いたくないって言えばいいのに。
というと「絶対飼いたい!飼おう!」と返事が来てまた振り出しに。

そうゆう積み重ねも夫への信頼感を崩す手助けになっていたんですが、
自分に全振りしてからは猫ちゃん欲しい欲を猫カフェでまかなってました。

いやー。1000円で30分ねこちゃんと戯れれる。最高です。

さてさて、最近急激に変わってきた夫、
猫ちゃん飼おう!とペットショップなり、保護猫なり、連日連れて回ってくれています。連日だから私もかなりヘトヘト笑

うんちの砂とか買えるやつも夫がちょいちょい買っていって、
「これは本当に飼う気なのか?」と真実味を帯びてきました。

そんなこんなで2匹の猫ちゃんにしぼられ、どっちにしようね?
と話していた時に、夫が片方の良さを力説し、もう片方の悪さを力説してきたときがありました。明らかに飼いたい方が決まってるこの感じ、

夫がよくやる「俺の責任じゃないよ。君の決断だよ」に誘導するやつ笑

夫はよく、私が決めた。私が言った。というていにしたいが為に、
「強制じゃないよ? でもやったほうがあなたの為だと思う。」というブラック企業みたいなやり方をしてきます。だからばれてるっつーの。
毎回それやめれ。と言ってるけど沁みついているのかやめない。

猫ちゃん欲は自分で処理出来てたし、連日急に猫一色になったので疲れてたのもあって、ベッドでだらだらしながら「んじゃあ、そっちの猫ちゃんでいいんじゃない?」と夫が好きな方の猫ちゃんで承諾しました。

私の猫ちゃんフィーバーは大きかったので、あまりのテンションの低さに夫が私が怒ってると思ったらしく、更に優しく、丁寧に笑
片方の良さを力説。片方の悪さを力説してきました。(違うんだよなぁ)

そこで私もよっこらせ。と体を起こし、
「私が片方の猫ちゃんのが好きって思ってる手前、自分の好きな猫ちゃんを推したいから力説してるんでしょ。そんな事しなくても私はどっちでも愛せるから。あなたの好きな方を選んだらいいって意味だよ。」

と説明すると、今度は夫が
「いや。。。。君の好きな方にしよう!やっぱこっちの猫ちゃんは忘れて!」とひるがえしました。なんやねん笑

そこからは「どっちでもいいって」と「そっちの好きな方にしよう」の押し問答で、らちがあかなかったので、私の言ってる事を理解してもらうのはあきらめて、夫の立場で説明しました。

「別の言い方をすれば、私は一番欲しいと思ったものが手に入らないことになれてるから、そこまで執着がないの。そりゃ一番欲しいんだから頑張るよ。でもだめだっていったら、もうそれまでじゃん。そうなったら諦めるの早いの。別にあなたが初めてじゃないよ。」

それを聞いた夫はしゅーんとしました。いつもだったら
「あわわわ。悲しませてしまった!」という事で「本当言うと夫のいうほうが私も好きなんだ!」と過剰に相手に寄って、気を使って、ぐっと飲みこむ小さなストレスを生産してたけど、、、なんせ疲れてたんでね、、、笑

私はそのままベッドにだらぁっと横になりticktokを見てました。

その間に夫は沈黙でいろいろ考えてて、最終的に
「わかった。。。じゃあ、この猫ちゃんはどうかな?二人の好きな猫ちゃんのハイブリットみたいだから。君の意見が聞きたいから。」と妥協策を持ってきてくれました。

私は「いいねー。ナイスアイディア。私の意見としては今だいたい決めておいて、会いに行ったらオープンな気持ちで他の猫ちゃんも見たらいいのかなと思うよ。」

と言ったら、夫は「ナイスアイディア」が響いたっぽく「今からいこう!」と興奮気味。こうゆうところかわいいなと思います。

疲れてたけど、夫の今までのかわいい頑張りに私も賛同したく、
この日も猫ちゃんデーでした。



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