違和感はないの?

EMSメンバーのHさんとノンストップで対話をした。いろいろな、事実確認をしながら、螺旋を降りてなぜそれが、気になるのかを掘り下げていった。

「この世界は沈む」という、危機感。それも、短いスパンに。

お互いの認識が、そこから出発していることに驚きつつも、あらためて感じ直して深く実感した。

生き残るための心構えを大事にしていたのだ。

生き残るとは、結局「よく、生きること」に集約されると私は思う。「よく、生きること」がなぜ「よく」なのかと言えば、基礎的な構造があると仮定すれば、「生き残りやすい」からである。

あいさつをして、他人を、おもいやり、これは集団としての人間の生存率を上げる。食べ物や、物を大事にするのもそうだ。

もうひとつは、違和感を大事にすることである。前述のものが「ヌケ」が大事にされ、後述のものは「ズレ」が大事にされている。違和感は危機察知能力にも近い。

正常化バイアスとは、危機的状況に際して「この危機は大したことがない」と危険度を低く設定し、状況を甘く見積もることだ。さあ、いまを振り返ってみたとき、「危機的状況」だろうか?

私は大きく首を縦にふる。

違和感は、その正常化バイアスを自覚するためのガイドラインだ。

以下オマケ

ここから先は

44字

¥ 100

本文は基本的に無料です。読み終わった後、ちょっとでも「はっ」とするものがあったら、「投げ銭」をお願いします。本を購入する資金にします。その数百円が、かけがえのないものになります!