【断髪小説】イメチェンバトルロワイヤル（6）ステージ１の勝者決定

イメチェンバトルロワイヤル。
女性は坊主になったら負け、男性は美容道具を取られたら負け。
男女混合のバトルロワイヤル、ステージ１の決着が今夜決まる！？

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３日目。
朝。
とある場所にてミステリアスな男が・・・。

『フィールド』内だと『フィールド』は使えないが、『フィールド』内だけで使える新しい能力があるようだな。
ちょっと試してみるか。

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体育館にて。

黒髪ショートカットで清潔感がある感じでメガネをかけている山本 誠（やまもと まこと）が発言した。

「もう残り１３人。
そしてポイントを持っているのがミツキ、ユウマ、ケンタ。
ポイントを持っていないのは10人。

男性陣が６人で・・・

僕（マコト）
茶髪で長髪の、松本 拓海（まつもと たくみ）。
ピンク髪で長髪。中性的な顔立ちの、佐藤 慎吾（さとう しんご）。
長めのショートヘア、軽いウェーブがかかったスタイルの、大野 隼人（おおの はやと）。
バズカット、シンプルで清潔感のある短髪スタイルの、伊藤 大樹（いとう だいき）。
ショートヘア、ワックスでかためている爽やかスタイルの、田中 翔太（たなか しょうた）。

女性陣が４人で・・・

茶髪ロングヘアーの、山田 茜（やまだ あかね）。
黒髪ロングヘアーの、鈴木 菜々子（すずき ななこ）。
ボーイッシュな黒髪ショートカットの、中村 結衣（なかむら ゆい）。
黒髪ボブヘアの、伊藤 彩香（いとう あやか）。

このままポイントがない場合は３人以外みんな死ぬ。
つまり、僕達は今日、戦わなければならない」

「えぇ、私も今日までなんとかしのいできたけど、いよいよ戦わなければならないのね・・・」

ナナコが不安そうに言う。そこへシンゴが話す。

「ぼ・・・僕は、戦いなんて、絶対出来ないよ。
でも、戦わなければ死ぬ。怖いよ・・・」

「そこでだ・・・」
と切り出したのは、長髪のタクミ。

「俺の能力は『ヘイト』。
強制的に対象のヘイトを高めることが出来る。
つまり、強制的にバトルになる。ってことだ。
だから、俺が決めてやるよ！」

『ヘイト！！！』

ナナコ >>>>>>>>>>>>>>>>> ダイキ
ユイ + シンゴ >>>>>>>>>>>> ハヤト
タクミ + アカネ >>>>>>>>>> ショウタ
マコト >>>>>>>>>>>>>>>>> アヤカ

「これでどうだい？俺は茶髪ロングヘアーのアカネが好みだから、一緒に戦ってもらうぜっ！
あとはテキトーだ！
んじゃ〜ま〜、生き残ったらまた会いましょうや！
じゃ！スターーーーート！！！！」

一斉に皆が距離を取り、牽制しあう。

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ナナコ(黒髪ロングヘアー) vs ダイキ

相手の能力がわからないいじょう、距離を詰めるのは危険。
だけど、ダイキがどんな能力を持っていたとしても、私には、数秒先の未来が見える『未来視』がある。

『正面からダイキがハサミで襲ってくる。右手による攻撃。つまり、左によければ問題ない。その後、ハサミを奪おうとするが、回避される』

ダイキが右手にハサミを持ち、襲ってきた。
ここは左にかわして、そして、ハサミを奪おうとするが、ダイキはすっと軽く避ける。
ダイキは運動能力が高いようだな。
これでは、いくら未来が読めたとしても、勝つのは難しい。
だが・・・。

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ユイ(ボーイッシュな黒髪ショートカット) + シンゴ vs ハヤト

シンゴきゅんの能力、女性変化は・・・とてもバトルで有利になる能力ではなさそうだな。
そして私の能力の男性変化も・・・。組み合わせとしては弱い・・・だけど、２体１、ハヤトには勝てるはず。
あの手に持っているハサミを奪えば良い、ただそれだけなんだから。

私はシンゴきゅんに女性変化を利用させて、髪を切られなければ負けない状態にした。どうやら、能力変化によって負けの判定も変わるらしい。
かばい合えば、２人のどちらかが坊主にならなければ勝てる。

「いくよ！シンゴきゅん！！」

「はいっ！ユイちゃん！」

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タクミ + アカネ(茶髪ロングヘアー) vs ショウタ

私の『魅惑の髪』で相手を私の髪の毛の虜になっているところを、タクミにショウタの美容道具を奪ってもらう。
タクミはフィジカルも強そうだし、勝てそうだわ。
あとはショウタの能力との相性だけど・・・。

「タクミ！一気に行くわよ！」

「おうよ〜！」

『魅惑の髪！』
これで私の髪の毛に夢中になり、視線が離せなくなる。
２体１でのバトルにおいては圧倒的有利な状況だわ。

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マコト vs アヤカ(黒髪ボブヘア)

アヤカの能力は未知数だが、ここは負けるわけには行かない。
アヤカには悪いが、一気に勝負を決めさせてもらう。

『艶髪（ツヤカミ）！』
アヤカが何やら能力を発動したらしい。
なんだ！？この光は！？
アヤカの能力は目潰し系の能力か！？
この能力は男性には分が悪いな。目眩ましされている間に美容道具を奪われかねない。
だけど、この光っ！クソっ！目が開けられない・・・。

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それぞれがバトルを開始した。
このバトルの行方によって、ステージ２へ出場出来るメンバーは決まる。
このバトルによって最低でも４名は脱落する。
一体誰が勝利するのか！？

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