ホワイトデイの美味しい贈り物
外出自粛指令が出ている中、ふと最近カフェに行けてないなと思った。
無駄にカフェに行く癖がある私は、いつもは週3は必ずカフェでぼーっとしたり、本読んだり、作業をしたりしている。
最後にカフェに行ったのはいつだろうと思い返すと、ホワイトデーの日だった。
この日は彼と代官山のよく行くカフェに行く予定だった。すると、彼が行きたいカフェがあると珍しく提案するのでついて行ってみると、場所はいつも気にせず通り過ぎていた建物の一角にあった。
さすが代官山。店内は若者で混んでおり、15分ほど並ぶことに。並んでいる途中に彼は「ちなみにこれはホワイトデイだよ」と教えてくれた。
2週間前に「ホワイトデイまで我慢できなくて買っちゃった!」って贈り物してくれたシルバーの腕輪のことは忘れていたらしい。(ラッキー!)
久々のおしゃれなカフェにウキウキしながら、世界で1番の好物ともいえる、かぼちゃのスープと、美味しすぎるハンバーグと、おしゃれな硬いパン(だいたい硬いパンはおしゃれで高いものが多い)を食べながら、彼といつものようにたくさんのお話をした。
食後、お互いそれぞれ1つずつ大きなパフェを注文。
この歳になると、パフェってなかなか食べる機会がなくて、食べるとしたらサンマルクカフェの390円のパフェくらいだなあと思いながら待っていると、さすが1600円のパフェはその何十倍もキラキラしていておしゃれなものだった。
周りのカップルが1つをシェアしているであろうパフェを、私たちはバクバクと数分で平らげた。
パフェ自体も美味しかったけど、サプライズっていつになっても嬉しいなと改めて実感した。
調べてくれてたのか〜とか、計画してくれてたんだな〜とか、後からじわじわと温かい気持ちになれるから、やっぱり贈り物って好き。