日本という小さな国に閉じ込められる恐怖
私は大学2年生の時にアメリカ留学をして以降、半年に1回以上海外に行っていた。
バックパック1人旅、出張、女子旅、パートナーとの旅行、、、
目的は様々だけど、少なくとも思い立ったら好きな時に好きなだけ海外に行っていた。
学生時代はバイトを掛け持ちして貯金して長期旅に行ったり、社会人になってからは1年くらい働いて、数ヶ月海外に行きたいと思えば退職してきた。(行動力があるともいうが、ただの自己中である)
そんな中、この地球上全ての生き物が今、コロナというウイルスに脅かされていて、基本海外には行けない世界になってしまった。
コロナが日本で流行り始めた今年の2月下旬、初感染者である都内のタクシー運転手が報道される5日前くらいに、私はちょうどエジプト旅行から帰国していた。
そこからの感染拡大は速かった。あっという間に東京を中心に全国に広がり、国は「緊急事態宣言」という生きてきた中で初めて聞くワードを発令し、会社は、無理だと言い続けていたテレワークを即座に導入した。(本気出せばできるのに馬鹿である)
私たちの日常生活も大きく変化した。
以前まで普通にしていた、友達とカフェでのんびりする、仕事終わりに飲みに行く、クラブで踊りまくる、ショッピングに行く、etc...そんなことが全てできなくなった。(今書いていて、今年で26歳になるからクラブに行けなくなるのかなと不安になった。てかクラブの年齢上限って大体どのくらいだ?)
万全の態勢でしたとしても、とてもじゃないけど120%の気持ちで楽しむことはできないだろう。
そんな中で私が最もストレスに感じていること、それが、日本という小さな国から出られないこと。
この数年間、好きな時に好きなだけ、お金を貯めた分だけ行くことができていた海外が、こんなにも遠くなってしまって、更に、次にいつ行けるかがわからないことがとてつもなく不安で不満でストレスフルだ。
これがいいことなのか悪いことなのか、自分のためにも習慣について見直さなきゃなと思っていたところではあるが、
私は日本の現実世界と海外旅で得られる非現実世界で、自分のマインドのバランスを保ち、生きてきた。(書いていて自分でも意味が分からなくなってきたからこれについてはまたまとめることにする(笑))
それができなくなった今、当分はこの小さな国で生きていかなければならないと思うと、人生の時間を損している気がしてくるし、この間のインプットはどうしようかと焦りの気持ちさえ生まれてきている。
もちろん、きちんと考えれば日本でできることもたくさんあるし、学ぶべきことも多いのだけど、私の中での「海外」がどれだけ大きな割合を占めていたかを身をもって知ったきっかけにもなった。
それを踏まえて考えると、今話題の北朝鮮のように国内に監禁されることが想像を絶するほどの恐怖なんだろうな、と改めて北朝鮮について勉強をすることになったというわけで、話が逸れてきたのでこの辺で。