兵馬俑の魅力はその規模のみに非ず! - 2024.12.27
西安(三国志好きには長安が分かりやすいですね)は中国の歴史上何度も都がおかれた都市で,日本でいえば京都のようなポジションです.
兵馬俑をはじめとした多数の観光スポットを訪問しました.
前日(中国入国)はこちら↓
8泊9日の中国旅行記一覧はこちら↓
朝食 皮蛋瘦肉粥(13元)
冬の西安,朝はかなり冷えます.氷点下10度近くくらいでしょうか?
北京と比較するとかなり西に位置する西安.7時近くになってもまだ日は出ません.
写真だとわかりづらいのですが,底がかなり深いので量が多く,朝から満腹です.
味付けが薄かったのは店員さんが塩入れ忘れたのかな…?
兵馬俑
事前予約
兵馬俑の見学には事前予約が必要です.
微信の検索欄に「兵馬俑」と入れると公式アカウントが出てくるので,そちらから予約&支払いが可能です.
今回はオフシーズンかつ平日ということで簡単に予約できましたが,季節や曜日によってはかなり前々からの予約が良いかもしれませんね.
予約時間と実際の入場時間のずれは,ある程度まで許容されているようです.
予約:9時30分~10時30分,入場:8時50分頃 で問題なく入れました.
中国の観光地の中ではややお高めでしょうか…?
アクセス
市内から兵馬俑までは,地下鉄と路線バスを乗り継いでアクセスできます.
合計で1時間40分程度でした.
地下鉄1号線:五路口→纺织城
地下鉄9号線:纺织城→华清池 …1号線と合わせて7元
临潼游613路:华清池→兵马俑港湾 …5元
地下鉄車内に折り畳み自転車やキックボードを持ち込んでいる人がいて驚き!
確かに便利だけど,地下鉄の電車に持ってくるのは大変ですね.
路線バス「临潼游613路」の運賃支払いは
①乗り場近くのQRコードを読み取る
②運転手に支払い完了画面を見せる でOKでした.
終点の「兵马俑港湾」で下車.朝早かったので乗車は6人程度でした.
入場
観光地としての兵馬俑は,以下の施設から構成されます.
今回は 一号坑→博物館→二号坑→三号坑→秦始皇帝陵 の順番になりました.
一号坑:規模が一番大きい
二号坑
三号坑
博物館
秦始皇帝陵 …無料シャトルバスでアクセス.兵馬俑と共通券.
兵馬俑とご対面@一号坑
今なお発掘が進められる兵馬俑.
風雨から守るため,巨大な建物で覆われています.
「圧倒的な数!」は教科書で見たあの写真でもわかりますが,
現地で見た感じたのは「圧倒的な細かさ!」
一人ひとりに表情がちゃんとあって,服や甲冑も丁寧に作られています.
お墓のためだけにこれだけのものを作らせた事が,まさしく秦始皇帝の権力の象徴ですね.
兵馬俑を学ぶ@博物館
復元途上の様子@三号坑
10時30分を過ぎてくるとツアー観光客も増えてきて,ちょっと見学しづらくなりました.
見学は朝早めがおすすめです!
秦始皇帝陵に行きたい が…
事前リサーチで「秦始皇帝陵までは無料のシャトルバスで移動できる」と聞いていたのですが,乗り場所が分からない…
おまけに適当なゲートから出場してしまいました.
兵馬俑見学で結構歩いたので空腹に.
見かけた屋台街で西安名物「肉夹馍」を食べました.
西安名物では一番おすすめです! 西安旅行中に3回食べました(笑)
結局,シャトルバス乗り場がどこかわからないので路線バスで行くことにしました.
602路:兵馬俑→秦始皇陵 …1.8元
秦始皇帝陵はもはや山
大阪の大仙陵古墳はご存じでしょうか?”鍵穴型”で有名な古墳です.
その巨大さが故,実際に見ると森にしか見えないのは有名ですね.
秦始皇帝陵も同じような状況で,感想は「なんか山?丘っぽい…?」です.
兵馬俑のチケット120元には秦始皇帝陵の分も含まっているので,それを回収したい方や歴史好きな方は是非見に来てほしいですが,兵馬俑で疲れちゃったという方はパスでいいかもですね.
私はきっちり”回収”させて貰いましたよ!
市内に戻る
帰りは簡単にシャトルバス乗り場が見つかって助かりました.
兵馬俑からは往路と同じ路線バスに乗ります.
バスに乗った時点で13時少し前でした.
临潼游613路:兵马俑港湾→华清池 …5元
結構長くなってきたので,昼食以降は別記事にします.再见!
出費
兵馬俑 120元
兵馬俑での電動カート 5元
秦始皇帝陵での 〃 15元
朝食 皮蛋瘦肉粥 13元
間食 肉夹馍 20元
ミネラルウォーター 2元
地下鉄 7元
路線バス 11.8元 (5 + 1.8 + 5)