割と、どんぶらこって言いたかっただけ


言葉について考える

ぐるぐるぐるぐる考える


こんなにも考えて

まるで恋でもしてるみたい

恋は時偶、愛にもなるけど

これはきっと恋のまま


振って 振られて 

空振三振

浮かれて沈んで 

どんぶらこ


おじいさんにもおばあさんにも拾われず

中の桃太郎溶けちゃった


君はその桃を食べながら

「優しいところもあるんだもん」

ってわんわん泣いている

そんなやつ早く忘れなさいよ って言ったけど

「それじゃああわたしじゃなくなっちゃう」

って馬鹿言うの

私なんてあなたがいないと だめなのよ

あなたがそうしてるから いられるの

こうなったら私もとんだ馬鹿野郎ね


どんぶらこ

どんぶらこ


桃がひとつ 流れて着いた

あの子がさっき食べたはず

かじった私も やっぱり泣いた       わーんわーん


去年から続けている友人との展示で、言葉についてのアウトプットを試みた。
展示会という具体的な機会を用意する前から、永遠と考えているテーマなのに、相変わらず答えが出ないので「言葉について考える」と書き始めてみた。
鼻をかんだら鼻水が止まらなくなるみたいに、思っていたよりもたらたらと繋がった。

言葉と私はどう繋がっているのだろうか。
どこまで私は意識の中に含有されいて、どこまでが私自身だ、と胸張って言えるのだろううか。



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