新しい学校のリーダーズにドハマりしている件
僕は今、新しい学校のリーダーズにドハマりしている。
沼っている!
推しまくっているのだ!
齢50を目の前にして、自分の創作志向や世界観にぴったりはまるアーティストに出会ってしまったのだ(映画監督とか小説家とかには沢山いるけど)!
こんなどきどきする日が来るとは、想像すらしていなかった。
今、僕は珍しく忙しい時期にある。自身の執筆に加え代表を務めるグループの主催イベントの運営など課題が山積しているのですが、この溢れる想いを抑える事はできずnoteにしたためる事にした。
新しい学校のリーダーズとは
まず新しい学校のリーダーズについて僕なりの解釈で説明しましょう。知らない方もまだまだ沢山いると思うので、これで少しでも周知されると嬉しいです。
新しい学校のリーダーズとはMIZYU、RIN、KANON、SUZUKAの女性4名によるダンス&ボーカルグループです。
現在メンバー全員が二十代前半で、彼女等は楽曲制作にも携わり、振付に至っては全て自分達で考えているらしい。
『自由』『個性』『はみ出す』を売りにしている通り、枠にはまらないパフォーマンスが彼女等の最大の武器である。ダンス&ボーカルグループとは言ったものの、実はどのジャンルに入れたら良いのか僕自身まだわかっていないのです。
とにかくバランスがいいのだ。
SUZUKAの少しハスキーでパワフルな歌声が注目されがちだが、MIZYU、KANONの透き通るようハーモニーやファルセットも美しい。RINの人懐っこく絡みつくような声とリズムパートも素晴らしい。それぞれが曲のパートとマッチしていて、そのどれひとつ欠けても新しい学校のリーダーズは成立しない(カラオケで歌うの苦労しそう)。
新しい学校のリーダーズは『新しい学校のリーダーズ』という唯一無二のジャンルに入るグループだというべきかと考えている。それが一番しっくりいくのだ。
誰にも媚びず、流行りを追わず、しかし歌唱やダンスはしっかりしていることろにプロ意識の高さを感じる。それを偉そうに語らないところがまた恰好良いのだ。
新しい学校のリーダーズ OFFICIAL WEBSITE (asobisystem.com)
『オトナブルー』という曲で彼女たちは世に浮上する
『オトナブルー』は昭和を匂わせる曲調と艶めかしい歌詞、SUZUKAのパワフルな歌声とポーズ、首振りダンスが多くの人々を魅了し瞬く間に広がっていった。
僕も『オトナブルー』に魅了され新しい学校のリーダーズを知った一人である。新しい学校のリーダーズという名前は頭の片隅にいたが、縁の無いものだと決めつけ、それ以上探る事は無かった。
今思えば悔しい限りだ。もっと、もっと早く知りたかった……
新しい学校のリーダーズは海外での人気も高く、日本での知名度が上がる前に既に世界デビューを果たしている。
600万を超えるtiktokのフォロワー数は世界での人気の裏付けとなる。
『オトナブルー』が日本での知名度を上げるきっかけとなったが、実は過去に発表した作品の多くはCMソングやバラエティー番組やドラマの主題歌として使われている。大物ミュージシャンとのコラボもしている。業界や一部の音楽ファンからは既に高い評価を受け、僕たちは知らずのうちに彼女等の曲を耳にしていたようだ。
『オトナブルー』以外にも恰好良い曲が沢山あるのでもしご興味がございましたらお試し下さい。
因みに僕は『Giri Giri』『恋文』が特に好きでリピートして聴いています。
知って欲しいけど、知って欲しくない(これ以上遠くに行って欲しくない)という矛盾と戦いつつ自信を持ってオススメします。
新しい学校のリーダーズは素晴らしいアーティストです!!!
大切な事を教えてくれた
先ほど『オトナブルー』は『瞬く間に広がっていった』と言ったが、ちょっとだけ語弊がある。『美しい無名の花が、地下で根を伸ばしこの春に大輪を咲かせた』という表現が正しいかも知れない。
実は『オトナブルー』は2020年に発表された曲で、発表から3年が経過した今になって大きな広がりを見せているのだ。
二十代前半での成功は幸運に映るかもしれないが、実は新しい学校のリーダーズは結成から8年も経っている。この時期の8年は非常に長く密である。結成当時中高生だった彼女等は、大きな舞台で活躍する同世代(ミュージシャンに限らず、タレントとかアスリートとか)を幾度も目にしてきただろう。腐る事もあったかも知れないが、その間も自分たちの個性を信じ貫いてきた。目に見えないゴールに向かって想像を絶する努力を繰り返してきた(と思う)。
とにかくブレずに続けると時代がマッチする事があるかもしれない、誰かが見つけてくれる事があるかもしれない、という事を僕は彼女等から学んだ。生き続けると楽しい出会いがある事も教えてくれた。
クララが立った如く、新しい学校のリーダーズは世の中に無限の可能性がある事を教えてくらたのです。
僕は作家活動を始めて20年以上になります。色々試行しやってきたが、未だにどこにもひっかかる事はなく燻り続けている。
そんな僕にも日の目を見る機会がくるかも知れない。自分の個性を信じ続け創作すると、それと時代がマッチする事があるかもしれないのだ。
僕は鬱病になり、仕事も信頼も失い真っ暗闇に入った。正直、この世からいなくなりたいと思う事もあった。だが、それを越えて今がある。もしこの世から去っていたら新しい学校のリーダーズを知る事は無かった。そう思うと生きる事に価値が生まれる。この先の人生でどれだけ素晴らしいアーティストと出会うのだろう。どんな素晴らしい映画を見るのだろう、どんなハラハラするテレビドラマをみるのだろうと思うとワクワクして迂闊にこの世からいなくなるなんてできない。
大袈裟でなく新しい学校のリーダーズはそんな大切な事を教えてくれたのだ。
目標がひとつ増えました。
僕は長編小説を書いて大手出版社主催の文学賞に応募し続けているのですが、その傍らで作詞もしています。そんなに多くはありませんがアーティストに作詞を提供した経験があり、企画の楽曲のプロデュースや音楽イベントを企画した経験もあります。
もし何かのきっかけで僕の名が売れたら、新しい学校のリーダーズへの楽曲提供もあるような気がしている。今は見えないくらい細い糸だが繋がっていないとは言い切れない。そう信じる事にした。
家庭に恵まれず病み苦しんだ日々も、芸術性に強い拘りを持ち商業ベースの創作が出来ない不器用な自分も、ヒトの病みや狂気に興味を覚えそれを表現しようとしてるところも個性と信じてブレずに続ける事にしました。
作詞を提供したりイベントを発案する度に、それに関わるクリエーターさんから個性的とは言われていました。それを常識から外れていると悩む事もありましたが、その考えはポイと棄てました。
新しい学校のリーダーズが唯一無二の新し学校のリーダーズであるように、いまず豪太は唯一無二のいまず豪太であるべきなのでね。
待ってろよ!新しい学校のリーダーズ!
娘と同世代
新しい学校のリーダーズの下三人とうちの娘はひとつ違い(うちの娘がひとつ下)なんです。
そう、我々は新しい学校のリーダーズのメンバーの親世代なのです。
先日、少しドキドキしながら娘に「いい歳して新しい学校のリーダーズのファンってどうなだろう?」とこぼしたら「えっ、そんなの沢山いるじゃん、いいんじゃないの」とあっさり公認を得た。
流石に娘と同世代の女性アイドルを好きだと公言するのは憚れるが、新しい学校のリーダーズなら大声で好きと叫んでも許されるような気がする。
むしろ我々の世代が好きになって応援すべきグループだと思っている。どんどん我々世代(おじさん、おばさん)がこっち側に来て欲しいと願っています。
最後に
私は文化芸術を愛する者として権利侵害をしないという拘りがあります。今回もこの記事を書くにあたりネットであがっている画像を無断で拝借し使用する事はしませんでした。
noteのクリエーターさんに素敵なイラストをあげていた方はいたのでお借りしました。87ヒーロー様ありがとうございます。