台風14号 安全に安心して過ごせますように
大型で猛烈な勢力の台風が縦断しています。
これから台風が来ることが予測される地域にお住まいの皆さんが安全に無事に過ごされますように。
私の住む宮崎も昨日から大きくその影響を受け、激しい風雨が一晩続きました。
かなりの暴風で台風が過ぎた後も、まだ時折強風が吹いています。
6時間くらい停電が続きましたがお昼過ぎには復旧しまして、その他のライフラインも保たれるよう仕事をしてくださっているたくさんの方々のおかげで、普段通りの生活が送れることに本当に感謝します。
そして、たくさんの方たちからお心遣いの気持ちを頂いたり、無事に過ごせるようにと祈っていただき、ありがとうございます!
【2年前の台風では避難しました】
今回は自宅で無事に過ごせましたが、2年前の9月の台風の際には初めて地域の避難所へ避難しました。
その際事前に避難するかどうか判断に迷いました。状況により必ずしも避難所へ行くことがベストではないと思いますが「過去にない台風」で、近くの川が氾濫のおそれという報道もあり、暴風域に入る直前に避難することを決めました。
風雨の強い中、一晩中心細い思いをするより、一度避難所を体験してみようと思いました。
【避難所に持っていってよかったもの】
一時的な避難で自宅のようになんでも快適に過ごそうと考えると大変な装備になってしまうので、そんなにいろんなものは持っていけません。準備していたリュックを背負い、避難所となっている大きな体育館へ夕方到着。すでに100人以上の方が来られていました。
持っていたレジャーシート、ヨガマットなどで寝る場所を確保しました。
台風接近前から家の備えや物品の準備など慌ただしい時間を過ごし、心も体も緊張状態でした。やっと腰を落ち着けて、飲んだ温かい飲み物がほっと心を穏やかにしてくれました。
・温かい白湯とインスタント味噌汁、スティックタイプのコーヒー
・ラップで包んだおにぎり(容器がかさばらず、ゴミが出にくいものがよいですね。)
・濡れたものや履いてきた靴を入れるビニール袋
・寝るときに目を覆えるようなもの(タオルやアイマスク)
【ちょっと失敗だったもの】
・敷物(厚さ5mmのヨガマットだけでは、床が固くて何度も目が覚めました。アウトドア用のマットなど快適に過ごせるようなものがいいと思いました。)
・バナナ(食べ終わって皮が出ることをかんがえていませんでした。)
・自宅に買い置きのペットボトルの水が2Lのものしかなく、500mlの水を自動販売機で買いました(停電になると買えないので注意ですね。)
・団扇、扇子などあるとよいかも(大型扇風機はありましたが、結構蒸し暑さを感じました。)
【一晩過ごしてみて】
外は暴風雨で、打ち付ける雨音や風の音が響いていましたが、大きな体育館で一人ではないという安心感の中で過ごせました。
スマホの充電の残量も気にしながら情報をとっていましたが、周りの方の話声から現在の台風情報が聞こえてくることもあり有り難かったです。
早めに晩御飯を食べると、じっとしていてすることもないので、その場でできるヨガをしたり、体をセルフマッサージしたりしていました。体をほぐしてみるとあちこちの筋肉が張っていて、かなり緊張していたんだなあと感じました。
22時頃から消灯になり、ほのかに薄暗い程度でした。
床の固さで、寝返りを打つ度に目が覚めたりしましたが、体を休めることはできました。
写真は無事台風が過ぎ、避難所を出る際の夜明けです。
東の空の明るい輝きに、心から安堵したことを思い出します。
大難が小難に、小難が無事になりますように、お祈りします。