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タイプ8の本気度は賛同者をも突き抜けてくる

自分が思うにタイプ8とタイプ4は表面的には正反対だけど、心の動き自体は似てる。例えば強さを誇示して支配してくる8に対して、弱さを誇示して支配してくる4みたいな感じだ。

4自体がサブタイプのsxっぽいというのは8にも同じ事が言える。
どちらも根本的には気軽さが無く、真剣な感じで1対1の関係を重視する。
8の本音指向・腹を割って話したい、その動機から挑発的になるところなども4と通底してる。8は道理的挑発、4は情的挑発の傾向がある。

道理的挑発=「学校のいじめ問題を批判してる社会人のお前は職場でいじめと同じ構図を見過ごしてないのか?」欺瞞を見抜いて本気度を確かめようとする。
情的挑発=嫉妬させたり、危うさを匂わせたり、意中の相手に対して他の人の気を惹くような言動をわざとしたりなど情的に煽ってくる。メンヘラっぽい。自分が言ってる逆NTRと動機的には似てる。

どちらも密な関係を求めるから軽薄さを嫌い、本気度を試すかの如く挑発までしてくる。

8は「裏切り」が囚われで疑い深い。故に相手を試したり、犠牲を強いる、突き放すような態度を取る事がある。犠牲を受け入れた相手を信用する。

4は「嫉妬」が囚われで不安が強い。突き放されると必死でしがみついたり、試される事・犠牲を受け入れる事にカタルシスを感じたりして関係の等価交換を見出してる部分がある。

4=自己内観や物語の悲劇性に関心が向きやすい。そこにある種の快感(カタルシス)を見出してるのでメソメソ行動で相手の気を惹こうとする。
これは4が救世主を求める指向とも一致する。
悲しみに暮れて、自分の悲劇性に酔うと同時に救ってくれる白馬の王子様を待ってる的な。試練を乗り越えたり犠牲を受け入れる事にも同様。
そこに繋がりが強くなる事や自身の気持ちの本気度を見出してるので、8の犠牲=信用の等価交換と似てる。

これをSMのエム(被虐的)なんて言葉で片付けると何も見えてこない。
強固な関係を築く事に焦点があって、何ならエム(被支配)どころか支配的ですらあるし、下手したら8以上に欲深い。
「お金と違って愛情なら無限湧きするからいくらでもくれるよね♪」みたいなニュアンスの事を言ってる人が居たけど、自分はそれを見て「そんな訳無いだろ」と思った。自分は心の借金感覚がメチャクチャ強いし、それは心を搾取されてきた感覚があるから。実際には愛情もコスト関係にあり限りがある。しかし、その言動にどうにか無限湧きさせようとする執念と情的渇望の強さを感じた。強烈な渇望が能動的に「犠牲を受け入れる!」と誇示すらしてくる態度に繋がってる。

思えばその分かりやすい4の人は初期の頃に「慰めたら感謝して貰えるから慰め回ってた」というカルマ回収的な事を言ってて、自分はそれを見て、「こいつは手強いな」と思った。これも情的な欲求の強さを感じさせる。
本人も言ってたけど、お金を求めるより余程欲深い。
あ 自分のカルマは回収出来ないけどね✊️

8の激情・強欲とはベクトルこそ違えど、これが4流の激情・強欲だと言える。
まあ、4のこういうところはDV彼氏的なのに引っかかって破滅する面もあるので気をつける必要あるけど、4的には「自分の真剣な気持ち・本気度を示したい」から犠牲も受け入れるよ!みたいな態度になる。

これなんか典型的過ぎる🤣

別に殴られても貶されてもいい、道具扱いでもいい、こんなにもこんなにも好きなんだから

まさに自分から「犠牲」を示唆してる。

↑は前アカで作ったネタ画像だけど、実際に4はしがみつき行動っぽく、8の挙動は試し行動っぽい。

犠牲を受け入れようとする4、犠牲を信用の対価に求める8・・まるで需要と供給の凹凸が綺麗に嵌ってるかのように見える。

しかし、疑り深い8は4の犠牲を受け入れる的な言動・態度も当然、信じない。これが8と4が文面的には相性良さそうにも関わらず、実際にはそう簡単には行かない部分だと思う。
まあ、4(INFP)は口先と実際が伴ってないとか、向上心低いみたいなところあるし(グサッ
8は直ちに実際や欺瞞を見抜くからな。そこは厳しい目で冷静に見てる。
しかも、そういうところに関しては何も言わないで泳がせて見定めようみたいな感覚ある。さすが何も信じてない&裏切りが囚われのタイプ。
相手が油断して本性本音出す瞬間を静かに見守っているんだ🤗

8と4は正反対でありながら挙動的には似てるので互いに共感・賛同出来る面も意外と多いはず。
例えば「チャラチャラしてる軽薄な人が嫌い」・・これは8も同じで普通ならそこで共感を示して意気投合的な流れになるはず。
しかし、これが8だと必ずしもそうなるとは限らない。

そこで「じゃあ、お前は軽薄じゃないんだな?」とその賛同者すら突き抜けようとしてくる。これは8が疑り深いのもそうだけど、本気度が高いのもある。本気度が高過ぎるから相手にも本気かどうかを突きつける。
どこまで本気か試そうとする。

こういったところが4の激情すら上回ろうとする挙動。
そして、これが大抵の4には恐れられ、嫌われる所以。
8の本質指向・・自他に対して高レベルのものを求めようとする態度に大抵の人は付いてこれない。

だから8的には好みタイプに対して、根本的に生命力・体質を強めて耐えられる個体を増やそうみたいな発想になってくる。
如いてはこれが自ずとリードする・・リーダーシップになる。

このように8は安易な賛同者・味方すら迎合せず蹴散らして、支持者・仲間すら敵に回して突っかかるような恐ろしさ・迫真レベルの高さがある。

馴れ合いを許さず、「甘えんだよ」と言わんばかりに最愛の恋人すら突き刺してくる。触れるものを皆、無差別に鋭くえぐってくる為、虚弱状態だと胃が痛くなるようだ🤗

賛同者をも突き抜ける=成層圏を突き抜けちゃう感覚。

だから「お前は成層圏を突き抜けたその先まで付いてこれるか?」というどこまでも強者・ハイレベルな次元を求め、本気度を求める態度なのだ。
これが8流の激情・強欲と言えよう。

8流の強欲は自他に対する「上回る」「超越」という闘争的なもの。
仮に自分を上回る強敵を相手取ったとしても相手のレベルを瞬時にコピーして、更に別のコピー技を組み合わせて未知の力を発明して対象を超えてくる。NiとFiで相手のスキルをコピーして、相手が持ってないスキルと組み合わせて打ち負かす、叩き伏せる。

ゴジータのように相手のレベルアップに合わせて絶えず上回って最後は圧倒する。「強さ」「高次元」を求め続ける強欲さ。
その為に仲間・恋人・賛同者すら突き抜けてくる。
まあ、実際には抑えてるケースがほとんどだろうけど、これが本心。
8的な嗜虐性の強さは良く言えば、自他を引き上げようとしてる。
サバイバル脳だから、「留まっていつまでもぬるま湯に浸かってたらダメだ」「常に引き上げなくては生き残れない」という感情が根底にある。
そんなのがよりにもよって4みたいな最弱タイプを好むって・・。