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言い換え大事

日常会話でやらかしてしまった。
50代ともなると、それなりにまともな言葉を選び話してきたはず…。そう信じて疑わなかったが、意外とそうでもなかったりする。
それを気付かされる事件(私の中では)勃発してしまった。

それは突然に。
仕事中での出来事。
年始恒例の抽選会イベントが開催されているなか、子ども達もその親御さんも自身の番号が当たって🎊はいないかと、躍起になり、貼り出されている番号と自身の番号を睨めっこしている時のことだ。

私は良かれと思い、とある小さな子に
「どう?番号は見つかったかな?かすっいたかな?」と言った。
すると、傍にいた20代の若いスタッフさんが
かすってはいかがかものでしょう?
ないですよ!
それを言うなら、該当しているとか、どこかが一致しているとか、小さい子になら、同じ数字があったかとか、見つかるといいねとか。
そう聞いてあげると、印象が全然違います。
かするは、残念な印象しかありませんから…。」

ガーン😨
何気なくチョイスしていた自分の言葉が、負の印象を招くものだったとは。日常使いで当たり前になっていただけに、気づけなかった事態。
この何気ない言葉選びが、小さい頃からの積み重ねと仕事を始めてからのビジネス会話力を必死に身につけてこなかった結果となって露呈してしまった。

恥ずかしい、いや、小さな子に対して酷く傷付けてしまっていたことを詫びなければ。
そして良い言葉に言い換え、届けなければ‼️

「番号が見つかるといいね。最後から2つの番号だけ一緒でも、当たる賞もあるよ。頑張って探してみて。おんなじ番号があるかな?」

はぁ〜言葉って難しい。
年齢を超えて、お客様のために注意してくれた若いスタッフさんに感謝だ。
気をつけているつもりでも、自身の語彙のアップデートは欠かせないと認識した。
日々、誰に対しても優しい言葉選びをしたい。
学びは続く。

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