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スキズ、カムバしましたね。タイトル曲はChk Chk Boomで、らしさを捨てず、新しいスキズを。


STAYのみなさん、おめでとうございます。魔の7年を越えて、JYPとの再契約。そして7/19 ミニアルバム「ATE」のリリース、タイトル曲、「Chk Chk Boom」のMV公開。

待ってました!「樂」から8か月も経ったのですね。
ビジュアルもグッと大人な雰囲気に変化して、曲調も攻撃的というより、少し余裕があるラテン系テイスト。

S-Class、LALALALAと攻めまくるスキズに少々お腹いっぱいだったし
魔の7年で契約更新するのかなと気になっていましたが、彼らは新しい彼らを見せていくと言う決意で、今回のアルバムを満を持してリリース。相当苦しみ抜いて作り上げた作品とのこと。Chc Chc Boomはさすがです。3Rachaさま。

アルバム制作秘話では、昨年、11-12月頃にはこのアルバムの楽曲制作に入っていたと言う。ああ、あの頃ね、ってしつこいわたし。
でも私たちに見えている彼らの活動と裏で彼らがやっている制作活動を考えるとよくも倒れず紅白まで乗り切ったなと。

わたしの中では、”Lose My Breath”で英語で完全に振り切って、チャンビンのラップは封印に近い感じで、寂しいなと思っていたから、私の好きなスキズらしさはどこ?チャンビンがかましてないと、なんかスッキリしないなーと思っていたわけです。

Chk Chk Boomでは、新しいスタイルのチャンビンやハンのラップを聞けて、気持ち〜いですね。チャンビンは確かに昨年から、何度も、自分も新しいラップスタイルを見つけて変化させないとーみたいなこと言っていて、確かに畳み掛けるラップに賞賛はあるものの、楽曲のテイストを今回のように大きく変えてくると、それに合うラップスタイルが必要だし、いろいろなチャンビンのラップがこれからも楽しみだ。

もちろん、今回のワルツでスキズが見せたい自分たちらしさを自分達でアプデしたわけですね。そのことを前提に考えると、今までの強烈なインパクトに慣れ過ぎてると、柔らかく攻めてる楽曲で、私は心地いいですが、STAYの皆さんの反応はどうなんでしょうかね。

個人的には、過激が重なってくると、相手が飽きるか、相手がそれ以上を求めるかで、さまざまなジャンルの楽曲でメンバーの歌唱やパフォーマンスを出しきれないという問題があると思っていて、今まで3Rachaが牽引してきたものをこれからはもっと他のメンバーも楽曲制作に入って、7人で仕上げていくことも重要なテーマになるのではないかなと思います。私の期待かな。これからは兵役もあるわけだし、一気に米国市場で活躍して、一気に兵役というBTSスタイルもアリだが、スキズには彼らの音楽をずっと長くやってほしいから、誰かが兵役に行っても、活動が少なくなるようなスタイルはもったいないなと思うのです。だから、自走できるチーム、既にそうだけど、もっと自走できるチームに変化して、全員が等しく稼げるチームに変化することこそが、再契約する意味ではないかと思っている。

少し話がそれるが、楽曲作りの言語について、最近興味関心があるので、前述の通り、チャンビン、ハンが母国語でラップを披露することに大興奮したんですが、それは私の理想とする、ラップは母国語で刺す。だからなのです。

XGが私としては完全英語だけに振り切ることで、置いていくファンも当然いて、それはこと最近、かなり引っかかっていて、最強だけどある角度から見ると弱み。
つまり、母国語で歌えばこその魅力を放棄することで、より確実かつ短期間で、世界的な成功、つまり商業的な成功が見えやすい。また、XGがいよいよ収益化に見通しが立ってきたから、、新しいグループ作りのテンプレになっただろう。XGは売れてるし、世界中のファンが、日本人なのかどこの国なのかわからなくても、かっこいいと思えるすごいグループになっているから、今更、私の所感など、感傷的過ぎるとは思うけれど、やっぱり、第四世代のトップにあるスキズはどう世界での成功を、さらに盤石にしていくのだろうかと興味があったし、スキズはある意味正解をもって来たなと思う。

今までより、明らかに母国語と英語のバランスを絶妙に変えてきているし、また完全英語の楽曲も持ってきた。
これだなと思う。

スキズも国内での人気が出ないまま、海外で売れっ子になったことを考えると、もう、もっと早い段階から、全部英語曲に振り切っても良かったんじゃなかったのかと思う反面、それをすることで、グローバルでの差別化が逆にしにくい、さらには母国語を大切にしたい、誰しもが、自分の出自を明確にしたいわけで。こと、ラップになるとその言語に精通していなければバースは借り物になってしまう。シンプルにメンバーは韓国語で歌いたい、自分のルーツを大切にしたい、ただそれだけ、、まあ当たり前だけど、オージーが2人もいるのだから、やろうと思えば英語楽曲を作るのは簡単なことだけど、リリックやバースは音楽の魂、そうは問屋が卸さない。

そもそも、聴いてるこちら側も実は楽しい。意味がわからなくても、その言語がもつ魅力は音として伝わってくるから。大体、あのBling-Bang-Bang-Bornだってアニメタイアップとはいえ、世界中で流行りまくったわけで、サビだけでも楽しいのに、ラップは日本語で、多分世界中何言ってるかわからなくても盛り上がってる。日本語じゃなければ、ラッパーのR指定はバースは書かないだろうし、そんなの面白くない。売れるに越したことはないが、母国語以外でバースを書くことはラッパーにおいては魂のないバースを読み上げるだけ。らしさを捨てて売れたとて、それがなんなの?っていうことになるだろう。

“Chk Chk Boom“ これが絶妙なバランスで来た。チャンビンとハンは韓国語、バンチャンは英語で、リノとスンミンは平歌パートは英語、アイエンは韓国語、大体そんな感じだったかな。韓国語と英語はちょうど半分くらいに聞こえた。

自分たちらしさとはの定義の中に、自分達のルーツを捨てずに、世界を狙い続けたいという姿勢をしっかり伝えてきている。世界で売れるということの勝ち方を再認識させられた気がする。

全楽曲聴いていないが、”Stray Kids”は英語。これは文脈から理解できる。成熟期に入っているスキズはワールドツアーをしていく上で新しい試みを続けるための、ボースティング曲を改めて差し込む必要はあるし、次のフェーズに行くための改めての自己紹介。

まだ決着はついていないもののHYBEのお家事情、New Jeans案件でHYBEの株価が下がったが、JYPの株価の下がり方がむしろ問題視されていた。
確かにスキズとTwiceしかパッと浮かばないし、新しくデビューしたNEXZもこれからなだけに、確かにそりゃそうだ。そんな中の再契約、ファンだけでなく、JYPとしても命拾いしたのではないだろうか。
スキズはヒョンジンが制作話で言っていた通り、全員で全部できる、から、再契約は、しっかり条件をつけただろう。8年目から数字も大事だが、もっと挑戦するために、自分たちの音楽を届けるそんな第二章が始まったように感じてますます楽しみ。

ファンクラブを辞めると、ビルボードやら再生回数やらまったく気にならず、音楽を楽しめるのがいい。

スキズの新しい門出と成功を音楽ファンとして見守ります。

最後に、XGの ”WOKE UP” と丸かぶりなジャケット、これちょっと変えられなかったの?完パケしちゃってたのかな。それにしてもグリル流行ってんなー。痛そうだし、見てて気持ちいいもんじゃないのに、K-POPでは飛び道具として使われやすい2024年なのね。欧米のラッパーがグリルをつけてるラップすることのもともとの意味を考えると、ただオシャレ感覚でやってるのってちょっとダサいな。私がダサいのか?今の流行りに柔軟じゃないのか。。


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