アフタートークの読後トーク

自分の中で、ラジオとアナウンスに関する本はできるだけ買って読もうとしていて、手元に届いたら早めに読んで「積読」にならないようにしている。

でもここ数か月、正直徐々に積読本が増えてきていて…

そんな中、昨日(久し振りに!笑)開封して一気に読んだのがこちら。

ラジオ好きの方はご存知かもしれない。
歴史ある大人気深夜番組「オールナイトニッポン」のチーフディレクターを担当されていた、石井玄さんのエッセイ。
(現在はニッポン放送のエンターテインメント開発部プロデューサー)
自分を含め「星野源のANN」リスナーにとって石井D=「ヒカルちゃん」というイメージだと思う。

ラジオとの出会いからディレクターになるまで、番組の裏側、様々な出会いなど、業界の裏側が知りたい方にはたまらない1冊だと思う。
さすが世に楽しいラジオを送り出し続けているニッポン放送!ぶっ飛んでるというか(褒めてる)、スケールが違うというか…その辺りも驚きの連続だった。

そしてそれ以上に、石井さんの優しいお人柄が、まるで目の前にいらっしゃってお話をするかのように感じられた気がした(こちらの受取り間違いでなければ!笑)

プロフィールを拝見すると、年齢が近くて。
キー局とローカル、AMとFMで違うことはいっぱいだけれど、ラジオの最前線で働く同年代の方がこれだけ真剣に、これだけ楽しく仕事している姿を知るのはとても嬉しい。
負けないように、というのはおこがましすぎるけど、自分は自分で楽しいラジオを作ろうと改めて決意した昨夜だった。

多分こんな楽しみ方をする人はかな~り限られるとは思うけど、同年代の同業他社で集まってお喋りした後の余韻に似たものを感じた(笑)