社会考察:官僚組織構造による弊害

組織構造の問題点

宗教などでは顕著に見られるが、トップより下はトップのすぐ下に着くために出世競争を強いられる。

これはその組織だけの中での価値観を強制的に押しつけられるために起こる。

そして、トップはルールを敷いているだけで、自らはそれに従う必要はないのである。
(ただ実際は株主など投資家のいうことに支配されることが多いため、その多くは操り人形になることが多い)

全員が誰かの操り人形という世界は幸せなのか?

分野という組織に対して感じたこと

• 学問の分野について思い返してみると…

分野になんでも分けられていて、
分けていけば何でも理解できる
という考えに囚われている。

各分野にはその分野を作ってきた、重要な貢献をした人物が重鎮として鎮座しており、組織化され、権威をふるっている。
その分野の方向性というものを重鎮が握っている。
(それにそぐわない者は阻害される)

結果として、"専門家"という虚像に価値が生じており、新参者は自由な発言も許されず、権力にぶら下がり、言われたことをおとなしくするという構造になってしまった。

とても悲しい…

もう1つ…

なんでも組織化したことで、それを運営するための義務、雑務が増えて、

組織内で、高い位ほど、責任や運営業務に縛られ、追われることになってしまった。

→ 結果として、高い位になりたいというのは、ごく僅かの社会的にコンプレックスを抱えた人たちしか、思わなくなった。

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