競争社会考察: 男たちの張り合い
なぜ男は張り合うのか?
特に知識人において。
男が自分の方がお前より知識があるんだ、知っているんだと威張りたい理由は?
優位性を示したがる訳はなんですか?
遺伝的にプログラムされているのですか?
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特にアカデミアや、高学歴などにこの傾向が高いのは、
学校では、
競争が成長の前提にあって、成績が他者と比較して優秀であることが求められていた。
そして、知識が豊富であるほど優秀であるとしており、学内での競争の優位性が知識の豊富さと直結していた。
そのため、競争的優位であろうとするがゆえに、知識が自分の方が豊富であることを主張するのである。
一方で、社会では協力的な関係を構築することも重要である。
協力的関係を作るためには、相手より自分が優位であることを示すことが必ずしも有効な方法とは限らない。
むしろ、協力的関係を壊す働きを持つ場合が多い。
では、なぜ、人間は、競争的環境でなく、協力的関係を築く必要がある場合においても、自分の優位性を示したがるのか?
それは、いくつか要因がありそうだ。
競争的環境の中で汚染された癖。
自己肯定感が低いがために、優越感を得るために優越性を示す。
自分はできるのだというアピールをすることでより高い評価を得たいという自己顕示欲。昇進欲。
なるほど、いくつか経験上納得がいく。