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私の人生で一番小さな我が子との夏休みが終わった

これ以上小さな我が子にはもう会えない。
今日が一番小さい我が子だから。


夏休みは時間に縛られず
楽しいことも多いけど
毎年ちょっと息苦しくて
息切れしてしまう休みだった。

去年もそうだった。
小さな親の母親でいるというのは
子どもから目を離せないし
24時間私は母親であって
自分に還る時間なんてなかなかない。
それが息苦しくなる原因の一つだと
今年になってやっとわかる。

だけど私は今年の夏休みを
心待ちにしていた。
夏休み前から子どもたちとやりたいこと
行きたいことをリストにして
どれだけ叶えられるかな?とワクワクしていた

子どもたちはまだまだ小さいけど
伝えたら伝わることも増えた
下の子が私に優しくしてくれることも増えた

つまり私は今年見守る係や
お世話する係ではなくて、
一緒に夏を楽しむ一員として
子どもに甘えたり頼ったりして
夏を過ごせそうな予感がしていたから。

きっと去年とは違う夏になる。
そう確信していた。

電車に乗るのも軽やかだった
用意も出かける前にチャチャっと
30分以上乗る電車の中でも
去年ほど気を張らずに過ごせる

なんて子どもたちは
成長したのだろうと思った
小さなことだと思う

上の子は小学生になったので
時間の感覚もなんとなくあるし
距離の感覚もある。
ここまでいくのに
どこを通ってどのくらいかかると
事前に説明すれば
あとはもう私の役目はあまりない。
時間がかかるから事前にトイレに
行っておいた方がいいよと
伝えれば自分で考えいくし
本当に楽になった。
(もちろん全てがそんなことばかりでは
ないんだけど、随分大きくなったなと
感じた夏だった)

下の子は時間の感覚も
距離の感覚もないから
何度もまだ着かないのか?と聞いてくる

飽きたとかお腹すいたとか
さっきトイレに行った時は
出ないと言ったのに
本の5分後
トイレと言い出したりする。
上の子もそうだったかもしれない。

外食もお出かけも、ドライブも
本当に身軽になった。
今年の夏は
子ども二人も
夏を楽しむメンバーで
私もその中の一人だったと思っている。

一緒に相談して
どうしようとか
こうしたらいいとか
できた。


私が張り切り過ぎて疲れた時は
静かに一人で隣の部屋で
寝かせてもらうこともできた。
それは本当にリフレッシュになった。

去年はそうはいかなかったと思う
まだまだ目は離せないけど
去年の夏はもっと目が離せなかった。

下の子が
一人でトイレに行けるようになったもの
とても大きい。

ズボンの上げ下げ、
便座への乗り降り、
それが一人でできなかった去年は
トイレのたびに
付き添う必要があったから。

狭いトイレの中では
そこにしかない特別な愛しさもあったけど
疲れている時は本当にしんどい。

今年の夏は
おしっこなら一人で用を足して
出てこれたので
その楽さもあったんだなぁ

そう思うと本当に成長している。

いつも私一人で掃除してたリビングも
子どもたちが協力してくれるようになり
あっという間に片付くようになった

二ヶ月近く子どもとべったりな夏休みは
やっぱり息苦しさもあるけど
振り返れば本当にたのしい夏休みだった

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