【立川市】南極・北極科学館へ行ってみた
夫から聞いた「後輩が南極に旅行するんだって、すごいよね」
南極キーワードが頭の片隅に残ることになるひとことだ。
なぜに南極?
どうもその後輩君の長年の夢だったらしい。
旅費も時間もけっこうかかる上、極寒というイメージ、そこに夢を馳せるなんてすごい。
直接話を聞いたり写真を見せえてもらったりできないのは残念だ。
そんなキーワードが頭にあったからなのか、偶然見かけた「南極・北極博物館」が立川にあるという情報。
え、近いじゃん。行ってみよう、今週末。とすぐ行動に移した。
最寄駅は多摩モノレールの高松駅。
先日の大雪の名残がまだ日陰に残っている中、徒歩10分ほどで到着。
こんなところがあるんだと初めて知る。大きな研究所だ。
入館料無料というのも嬉しい。
日曜祝日はお休みだが、土曜はやってる。よかった!
先日、事前に情報を調べずに、行きたいと思っていたカフェが土日休みでどよんとなったことを思い出していた。
行きたい!と思っても、あんまり事前に情報収集するのは苦手なわたし^^;
規模的には見るペースにももちろんよるけど、わたしたちは1時間ほどで回った。一番気になっていたのはオーロラシアターだったが、順路的には後ろの方。入口からいろいろと見ていく。
まず目に入ったのが『南極の氷』
なにか普通の氷と違いがあるのかと、何度か触れてみたものの、あるとは思えず。
そうよね、研究のために掘削したコア部分の氷なんてここにあるはずはない。これはきっと単なる表面の氷なんだろう。
いろんな人が触ったであろう氷だろうし、やる勇気はないけど、出来るならしょっぱいのか味見できたらいいよね、と思ったが、そもそも海水が凍ったとしても、凍るのは真水だけのよう。
参考記事>海氷情報センター
無知って恥ずかしい(/-\*)
アイスコア採取のための掘削するドリルは、以前なにかの番組でも見たことがあった。掘り出した氷は海上付近は最近のもの、深くなればなるほど昔の氷になるので、欠けることなく長いまま保管している、とうろ覚え。
現地で着るものや、住まいなども展示されていたが、一番テンションが上がったのは機械遺産認定を受けている、大型雪上車だった。
遠目から、なんで電車が展示されているんだろうと思ったそれは、電車ではなく雪上車という乗り物だった。
初めて見るキャタピラで走るその乗り物、実物に感動を覚える。
太陽熱を吸収し、暖房効果を高めるために黒い外装になってるようだが、現在のものはどうやらオレンジらしい。
車両そのものを目立たせるため、またいろんな技術が進歩してのオレンジなんだろう。
車両裏手に行くと、車内も覗けた。
正直に言おう。
今回ここへ来たものの、わたしはほとんど展示物の説明文を読んでいない。目から映像的に映るもののみを楽しんだ感じだ。
家に帰ってからは、もらってきたパンフレットに一通り目を通したが。
詳細を知りたい方はぜひ、訪れていただければと思う。
ちなみに説明パネルはこんな感じ。
雪上車を見たあとは、現地の生活スペースをチラ見したり、南極で採取された隕石・岩石などが。
顕微鏡を覗く形でもたくさん設置されていた。
覗いたものを写真撮れるのかな?!とやってみたら撮れたので、きれいなものを。が、なんの石かは控えていない(^_^ゞ
ちなみに、建物の入口にも大きな岩が置かれてあった。
南極は雪だらけのイメージだが、雪のない季節はこんな岩がごろごろしているのだろうか。
わたしの無知が過ぎるため、いただいたパンレットからの抜粋を残しておく。
なるほど、そういうことでたくさんの隕石、岩石が展示されていたんだと納得する。
その場では、なんでこんなに石の展示をしているんだろう……と疑問ではあったが、どうしてもその場の文字を読む気にはなれなかったのだ。
きっとどこかに書いていただろうに(´・ω・`; )
さて、残りもわずか。
いよいよオーロラ見れるかなぁ、と覗いてみる。
席数は9つ。
立ってみることも出来るようだが、腰を据えて見てみた。
時間は5分ほど。
たった5分間。
なんか、あー生かされているんだなぁ、という感覚に包まれた。これを現地で見る日がくるとしたら、きっと涙腺崩壊する気がする。
ぐるっと一回りし、最後はホッキョクグマのはく製に見送られて帰路に。
2~2.5mもあるというホッキョクグマ。好物はアザラシだって。
すごい犬歯、怖いね……
ここには書かなかったが、南極観測船の模型も展示されていた。
おもしろい動画があったので最後に紹介しておきたい。
もし時間が許せば、25分程度のこちらの動画、見てみてはいかがだろうか。
南極までの道のり、南極での取り組みなどが見られます。
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