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【仕事に役立つnote継続法➀】頭の中にあるものをアウトプットして終わりではなく、そこから始まる書き手と読み手の変化に思いをはせる

決してエモくないけど自分の仕事に役立つnoteを継続する方法にようこそ!「何かアウトプットするためにnoteを始めたけど続かない」「事業をはじめる前にまずはブログ100本書いたらと言われたけど書くことがない」「最初はよかったのだがネタが尽きた・・・」など自分の考えや学びの言語化を継続することが苦手な方へ、ヒントをお伝えしていきます。

最初に、すこし先の未来を想像してもらいたいのですが、noteを継続して2年間続けることで100本以上の記事ができて、それぞれの記事に400人以上のアクセスがあり、有料記事を出すと何人か購入してくれたり、無料の記事でもサポートで500円程の寄付をくださる方がいる。こんな今から2年後の風景です。

私は、最初、自分の頭の中にあるものをアウトプットしたくてnoteをはじめました。アウトプットすることで自分でなんの変化が起きるのかわからないまま、ひたすら書き続けました。

noteでは様々な設定がありますが、基本的に、公開すると誰でも閲覧することができるようになりますので、読んだ人の心に影響をあたえることになります。その影響はプラスになることもマイナスになることもあります。

100本以上書いて、文章はアウトプットして終わりではなく、そのまわりまわってその影響が自分に返ってくることに気付きました。それは目に見えるアクセス数やいいねなどもありますが、新しい仕事のオファーや新しい人とのつながりなどの目に見えないものもあります。けっこう書いて時間が経ってからアウトカム(成果)が出てきます。

なので、記事をおもしろおかしくしようとしたりアクセス数を増やそうとして、誰かをディスった文調で書いたり、人の不備や失敗を指摘した記事は、その時はいいですが後々に、自分にマイナスの影響を与えます。「あの人はこんな風に考える人なんだ。見損なったな。」「見た目はやさしそうだけど、本音は逆なんだね。」こう思われると、本来えられた機会が得られなくなってしまいます。仕事に役立つnoteを継続することが目的ですので、こうなってしまっては意味がありません。

アウトプットを育む

なので、エモかっこよくて人気がでるのを狙うのではなくて、いつわらない自分の姿や、仕事に対する素直な思いを基本姿勢に持って書いていくことが大事だなと思います。私は当初エモかっこよさを求めたり、アクセス数を求めたりいろいろ思って書いていた時期がありましたが、その時の記事は削除しています。それらの記事はいい影響も与えましたが、そうではない影響ももたらし、プラマイゼロな感じで徒労感だけが残ります。

認定NPO法人PIECESの代表の小澤さんが、以下noteにて「アウトプットを育む」という言葉と使われています。

大切に大切に丁寧に丁寧に言葉を選び、それが誰かを排除していないか、誰かの傷をさらに深めていないか、この社会に埋め込まれてきたバイアスに無自覚に加担していないか、と振り返る。選んだ言葉の背景にある複雑さを、その複雑さを宿す社会構造を、そこに関わる自分たちのことを、そしてそれを考えながらも自分たちの想像するその多様性の限界を、知ろうとする。様々なことを見つめ、問い直し、社会に影響を与えることを自覚しながらアウトプットを育む。

頭の中にあるものをアウトプットして終わりではなく、そこから始まる書き手と読み手の変化に思いをはせてもらいたいです。

今回、皆さんに答えてもらいたいお題

ということで、仕事に役立つnoteを継続するためにあなたに考えてもらいたいことは、「これから書くnoteによって、誰に、どんな影響を与えて、自分の仕事にどんなプラスを狙っているのか?」です。

私は、2010年に企業からNPOに転職しました。毎日がカルチャーギャップだったのですが、活動をしていくなかで知らないことがたくさんありました。振り返ると、あの時あのことを知っていたら、もっといいようにできたのにと後悔することが多いです。でも、企業からNPOに転職して後悔したことはなくて、とてもやりがいと成長を自分にもたらしてくれたなと感じていて、多くの人にも体験して欲しいと思っています。そんな私の答えは以下です。3つあります。

私の答え1
誰に:今は企業で働いているが、社会問題解決に関心があっていつかはNPOへの転職を考えている人
どんな影響を与えたいか:自分が関心を持ったNPOを見る目を持ち、客観的に判断できるようになる
仕事にどんなプラスを狙っているのか➀:求人を出している団体と接点をもつきっかけにしたい
仕事にどんなプラスを狙っているのか➁:いつかはNPO専門人材エージェントになりたい

私の答え2
誰に:今NPOで働いていて、多忙な毎日を送っている人
どんな影響を与えたいか:NPOで働いているとぶつかる疑問を早く解消することでよりインパクトがでる活動に取り組んでもらいたい
仕事にどんなプラスを狙っているのか:NPOで働いている職員のコーチになりたい

私の答え3
誰に:NPOの代表や事務局長
どんな影響を与えたいか:他NPOの事例や戦略を解説することで、ただマネをするのではなく、狙いや仕組みを理解し、自団体にカスタマイズして活用できるようにしてもらいたい
仕事にどんなプラスを狙っているのか:NPOの代表や事務局長のエグゼクティブコーチになりたい

この記事を読んでくれたあなたも是非、答えを考えてみてください。そして、なぜそう思ったのかのエピソードと共にnoteを書いてみると、自分らしくて、未来志向で、2年後振返っていい思い出になる記事になるはずです。

記事を書く際にこのnoteの記事をリンクしてもらえると嬉しいです。記事をリンクするとnoteの仕組みで私に通知されるようになっているので、読んでいいねやコメントしたいと思っています。

それでは、仕事に役立つnote継続法のその1「頭の中にあるものをアウトプットして終わりではなく、そこから始まる書き手と読み手の変化に思いをはせる」は以上です。ここまで読んでくださいましてありがとうございます!


無駄なく・無理なく・やりたいことを実現していくには伴走支援をうけながら進めるのがいいです。私は現在、皆さまの自己実現を支えるために、以下のサービスを提供しています。

  • NPOへのファンドレイジング力向上のための伴走支援

  • 休眠預金事業の評価アドバイザー

  • 経営層へのエグゼクティブコーチング

  • マネージャーや職員へのコーチング

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今給黎 辰郎(いまきゅうれい たつお)
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