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研修をうけるだけで何もしないでは終わらせたくない、ファンドレイジングを実践したい団体さんへ

ある財団様の助成団体に対する6ヶ月間のファンドレイジング戦略策定の伴走支援を11月に終えましした。

具体的にどんな内容だったかというと、以前ご紹介したステークホルダーピラミッドを3ステップで進化させていきながら寄付者への接点戦略をつくっていくものです。

各団体さん6ヶ月で5回のセッションを行い、最終的に報告書にまとめて財団向けに合同報告会を行って終了という流れでした。

終了後のアンケートを読んでいると、私が目指していたものを感じ取ってもらえて嬉しいなと思えるコメントがありましたので、それをご紹介していきます。

1.最初はファンドレイジングのノウハウを学べる場と思っていたが、各団体で適切なアクションを選択して実施していくことが重要とわかった

ファンドレイジングの手法はいろいろあって、それを知るには本を読んだり、研修を受けたりしたらできます。しかし、そこから「各団体で適切なアクションな何か?」を考えるとなると、現状分析と目指している姿の明確化をしないと何を持って適切と見なすかがわかりません。それを段階を追って伴走支援形式で進めていくと5回程のセッションで行動計画まで作成することができます。

2.自分たちで見落としていた点を伴走支援者に指摘してもらえて、自団体の価値に気づいた

無理なく・楽しく・長続きするファンドレイジングは「団体らしさ」が反映された取り組みです。しかし、団体らしさを自分たち自身で気づくことは難しく、第三者が入ることで、「この支援者の拡がりは他の団体では見られませんね!」とか「この対象者を長年大切にしていたのですね」などフィードバックすることで、気づくことが多いです。

ただ単にファンドレイジングの手法だけで戦略を組んでしまうこともできますが、無理して・苦しく・二度としたくない取り組みになってしまうので、何回も話し合いを重ねて団体らしさに気づいてもらうことがとても大切です。

3.ファンドレイジングのビジョンを作っていく時に、アクションリストなど具体的で細かいワークシートが多く、1つ1つ丁寧に作り上げていくとできる仕組みになっている点も秀逸で、参加者目線に沿った資料だと感じた

具体的な行動をしてもらいたいので、毎回、何かしら資料化していく作業を組み込みました。どうしても抽象的な議論になるところを目に見える形にすることで、着実に進んでいることを体感してもらっています。また、私も資料作成に加わり共創することで、「自分たちがつくったものが、さらにわかりやすくなった!」とモチベーション向上につながりました。

4.相手に寄り添ったコメントやポジティブやフィードバックをしてもらえたことで、初めての取り組みで暗中模索の中で進めているメンバーが非常に鼓舞された

これは伴走支援のスタイルのコメントになります。できていないことを厳しく指導する伴走支援者が一定数いらっしゃるようですが、私の場合は、何をつくるのかゴールを設定して、その団体さんのリソースに合わせて、できるペースでまとめていくスタイルです。実際に行動されるのは様々な制約の中で活動されている団体の職員さんですので、その方々が気持ちよく進めてもらえるように心がけています。

さいごに:研修をうけるだけで何もしないでは終わらせたくない、ファンドレイジングを実践したい団体さんへ

研修をうけているのだけど、なかなかファンドレイジング戦略や計画がたてられないんです・・・そうしたお悩みはよく聞きます。

そうなってしまうのは、様々な手法は知っていても、今、団体がとらないといけない行動が何かはそれだけでは選択できないからです。

今こそ具体的な行動につなげていきたいと思われる団体さんは、ファンドレイジングの戦略策定・行動案作成を伴走支援で取り組むことをご検討ください。

約6ヶ月で4回~6回のセッションでかたちにすることができます。

関心がある団体さんは、ホームページや公式LINEからお問い合わせください。


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このメンバーシップは、実践経験がなくても、成果につながるファンドレイジングの取組みや伴走支援を、参加…

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