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【仕事に役立つnote継続法➁】自分の立ち位置を組み合わせて視点を作り、ものごとを捉えると記事になる

決してエモくないけど自分の仕事に役立つnoteを継続する方法にようこそ!「何かアウトプットするためにnoteを始めたけど続かない」「事業をはじめる前にまずはブログ100本書いたらと言われたけど書くことがない」「最初はよかったのだがネタが尽きた・・・」など自分の考えや学びの言語化を継続することが苦手な方へ、ヒントをお伝えしていきます。

自分の経験から立ち位置をたなおろしする

ものごとを捉える時の「立ち位置」を意識すると、文章にしやすくなります。いろんな位置がありますよね。ぱっと思いつくもので以下が挙げられます。

セクター:NPO、企業、行政
役職:NPOの代表、事務局長、職員などの役職
支援者:寄付者、ボランティア、プロボノ
当事者:特定の社会課題の当事者や介助をする立場
年齢:10代、20代、30代、40代、50代、60代・・・
愛好するもの:犬好き、猫好き、鉄道好き、ゲーム好き
住んでいる場所:日本、アメリカ、イギリス、エチオピア・・・

この立ち位置を明確にしてものごとを捉えなおしてみると、noteが書きやすくなります。

例えば私のnoteフォロワーのRisa Kogureさん

大学生のファンドレイザーなので「若者」「ファンドレイザー」を立ち位置に発信されています。アメリカのファンドレイジング大会に参加するためにPolcaではじめてクラウドファンディングを実施されました。24万円もの寄付を集めたのですが、コロナの影響でいくことができなくなりました。寄付を集めたが使途通りにお金が使えなくなった時にどのように考え行動したのか・・・ファンドレイジングする上で考えないといけないリスクについて向き合っていく若者の姿が見れます。

そして、同じくnoteフォロワーのいつろーさん。国連職員としてエチオピアに住みながら国際協力(開発援助・人道支援)に携わるかたわら、fairlyという国際協力やファンドレイジングについてゲストを呼んで語り合うポッドキャストを運営されています。「国連職員」「エチオピア在住」「fairly」と複数の立ち位置から発信されています。

さらに、noteを検索すると、こんな記事がありました。「鉄道好き」「乗り鉄」の立ち位置から、乗り鉄の"鉄道"に含まれるか否か微妙な位置づけのケーブルカーを解説した記事などあります。

自分の経験から立ち位置を設定

自分の経験を振り返ることで、立ち位置をたなおろしすることができます。特に仕事に役立つnoteを書きたい場合は、仕事や職歴から考えてみるといいです。

例えば、私の場合は、"大企業からNPOに転職"し、"認定NPO法人フローレンスで受益者に対する活動をし"、その後、"認定NPO法人日本ファンドレイジング協会で中間支援団体としてNPOに対する活動"をしました。そして、"フリーランスのファンドレイザーの経験"があるので、そこから以下の立ち位置が考えられます。

・企業で働く人
・企業からNPOに転職したい人
・実行団体のNPOで働く人
・中間支援団体のNPOで働く人
・ファンドレイザー
・フリーランス
・寄付者

そこから、居住地であったり、自分の好きなことなど、個々人の属性を組み合わせると、自分ならではの立ち位置リストができあがります。

立ち位置を組み合わせて「視点」を作り、ものごとを捉えると記事になる

自分の立ち位置リストができたら、その中から複数の立ち位置を選択し「視点」を定めます。その視点から、ものごとを捉えるとnoteの記事になります。

私の例で言うと、「企業からNPOに転職したい人」と「実行団体・中間支援団体のNPOで働く人」の立ち位置を合わせてNPO求人を解説したのが、"企業からNPOに転職したい人にオススメの求人を集めたマガジン"に掲載しているnoteです。

また、「実行団体・中間支援団体のNPOで働く人」の立ち位置で、業務で対面する困難を知識で乗り越えるための情報提供が、"困ったことはたいがい本に書いてある:NPOで働く人に役立つ本紹介"マガジンに掲載しているnoteです。

立ち位置の組み合わせを変えると、ひとつのことでも複数の記事を作成することができますので、是非やってみてください。

今回、皆さんに答えてもらいたいお題

今回の立ち位置と視点の話はいかがだったでしょうか。仕事に役立つnoteを継続するために考えてもらいたいことは、➀自分の人生や、学校生活、アルバイト経験、ボランティア経験、職業経験などを振り返って、どんな立ち位置があるでしょうか。そして、➁それらの立ち位置を組み合わせてどんな視点が持てそうでしょうか? 

この記事を読んでくれたあなたも是非、答えを考えてみてください。そして、なぜそう思ったのかのエピソードと共にnoteを書いてみると、自己分析が進み、自分のこれまでの経験から新しい視点に気付くかもしれません。

記事を書く際にこのnoteの記事をリンクしてもらえると嬉しいです。記事をリンクするとnoteの仕組みで私に通知されるようになっているので、読んでいいねやコメントしたいと思っています。

さいごに、視点の価値

ここまでの説明でお気づきの方がいるかもしれませんが、「視点」がnoteの価値になります。視点の価値についてはまた別のnoteで解説したいと思います。


無駄なく・無理なく・やりたいことを実現していくには伴走支援をうけながら進めるのがいいです。私は現在、皆さまの自己実現を支えるために、以下のサービスを提供しています。

  • NPOへのファンドレイジング力向上のための伴走支援

  • 休眠預金事業の評価アドバイザー

  • 経営層へのエグゼクティブコーチング

  • マネージャーや職員へのコーチング

  • 個人事業主への事業構想パートナー

  • NPOの伴走支援者になりたい人へのコーチング

これらに関心がある方はホームページや公式LINEからお問い合わせください。

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今給黎 辰郎(いまきゅうれい たつお)
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