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【仕事に役立つnote継続法⑤】初めての人に「読みたい!」と思ってもらうにはどんなタイトルがいいのか?
決してエモくないけど自分の仕事に役立つnoteを継続する方法にようこそ!「何かアウトプットするためにnoteを始めたけど続かない」「事業をはじめる前にまずはブログ100本書いたらと言われたけど書くことがない」「最初はよかったのだがネタが尽きた・・・」など自分の考えや学びの言語化を継続することが苦手な方へ、ヒントをお伝えしていきます。
note継続法➂では量を書く方法、④では質を高める方法について述べてきました。これらの記事を参考にnoteを書くための視点を持てるようになってくると、自分の中のアンテナがたってきて、セミナーへの参加、書籍を読むこと、仕事でのできごと、社会的なニュースで、記事がかけるようになってきます。そうなった時にでてくるのが「タイトルどうするか問題」です。自分の渾身の力作のnoteであればタイトルも自然にでてくると思いますが、そうではない普通のnoteに対してどのようにタイトルをつけていけたらいいのでしょうか。
タイトルは初見さんとの壁をとりはらうもの
知人・友人が書いたnoteであれば読みたいなと思いますが、そうではない人で、いいねの数も少ないの記事を読もうとはなかなか思えません。
でも、なんらかに困っていてそれにずばり答えていそうなタイトルがあれば読んでしまいますし、困っていなくてもタイトルを読んで「そうそう、それにモヤモヤしていたんだよね」とモヤモヤを解消してくれるタイトルがあると思わず読みたくなったり、そうした視点を持った人をフォローしたくなります。
タイトルはこうした初見さんとの壁をとりはらうものですので、読み手の役に立つことが必要です。読み手というと第三者的なイメージになりますが、読み手の中には自分もはいります。過去にこの問題で悩んでいた自分に対して、今の自分からの助言として位置づけ書くと、自分にも・他の人にも役立つ内容になります。
信頼できる友達からの助言のようなヨコから目線の寄り添った雰囲気を出すために
例えば、以下のタイトル"「都市部の子育て世代のコミュニティをつくってください」とまるっと仕事を依頼された時に参考になる本を紹介~書籍:コミュニティ・オブ・プラクティス~"では、実体験した私の経験が記事化のきっかけとなりました。2010年にNPOに転職して、初めて事業担当マネージャーとしてコミュニティづくりを仕事として依頼された時に、何からはじめたらいいのだろうかと悩んでいた当時の自分に、今ならこう答えるなと想像しながら記事にしました。この記事の内容は、現在、子育て世帯のコミュニティ作りに取り組んでいるNPO職員の悩みと共通するだろうなと思います。
読み手に自分を入れる感覚はとても重要で、これがないと商業的なコンテンツビジネスっぽいあざとい感じになってしまうか、上から目線で一方的に教える感じになってしまうか、ただのお知らせで薄い内容になってしまいます。自分のためにでもあり、他の人のためにでもある内包した感じをつくることで、信頼できる友達からの助言のようなヨコから目線の寄り添った雰囲気が作れます。
「~について」は禁止!論点を絞ってタイトルを考えよう
タイトルづくりを悩んでいるとついつい「~について」と書きたくなってきますが、それはNGです。そこを踏ん張って初見さんが読みたくなるタイトルを考えてみましょう。役に立つ考え方はこのnoteの論点とメッセージは何か?ということです。
論点は「解決すべき問題」を指し、メッセージは「その問題の解」を表します。noteで扱うのはどんな問題なのか?をタイトルにして、メッセージを見出しとして構成すると、読んでいてすっきりします。
基本編:論点をタイトルに表示する
例えば、以前の私の記事のタイトル「事業継承に成功したNPOがやっていた組織診断は、団体のどこをみているのか」だと、以下のような論点、メッセージ、詳細となります。詳細はメッセージを証明する詳細情報のことで本文中に説明するものです。
論点:事業継承を成功させるには組織のどの部分を見ればいいのか?
メッセージ:組織診断でつかわれる5つを見ればよい
詳細:組織診断では➀マネジメント能力➁人材➂財務管理④プログラム(事業)⑤事業開発・計画能力、マーケティングを見ている。
応用編:論点とメッセージの両方をタイトルにする
応用編として、論点とメッセージの両方をタイトルにいれてしまう方法もあります。コンテンツビジネスのコンサルティング会社であるティネクト株式会社取締役の倉増京平さんの記事のタイトル「30代〜40代になり「組織の中で活躍できなくなった」と感じたら、「学び直し」が必要な時が来たということ。」がいい例です。このタイトルに含まれている論点とメッセージ、詳細は以下です。
論点:組織の中で活躍できなくなった30代~40代は何をしたらいいのか?
メッセージ:学び直しをするとよい
詳細:企業で働いているかたわらで、NPOのプロジェクトで関わることがあり、非金銭的なつながりでプロジェクト運営する難しさと楽しさを知った、そこでの経験が、企業での新しいプロジェクトの成功につながった。
皆さんへの宿題
今回の「初めての人に「読みたい!」と思ってもらうにはどんなタイトルがいいのか?」はいかがだったでしょうか。仕事に役立つnoteを継続するための実力をつけるための今回の宿題は、既存のnoteやブログの記事のタイトルを、論点・メッセージ・詳細の考え方をベースに練り直してみよう!です。タイトルが記事の内容をうまく表している注意をひくものに変わるはずです。
是非このネタでnoteを書いてみてください。記事を書く際にこのnoteの記事をリンクしてもらえると嬉しいです。記事をリンクするとnoteの仕組みで私に通知されるようになっているので、読んでいいねやコメントしたいと思っています。
つけたし:私は、タイトルは最初からかちっと決めて書くことはしていません。仮題を設定して、書いているうちに適したものに変えていきます。最初と全く違うタイトルになることもあれば、紆余曲折の末に最初のものに戻ることもあります。また、タイトルも思いつかず空欄で書き始めることもあります。まずは書きたい思い優先でやるのがいいと思います。
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![今給黎 辰郎(いまきゅうれい たつお)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70590263/profile_864de090d972334d53d8751c74801577.jpg?width=600&crop=1:1,smart)