【仕事に役立つnote継続法⑥】noteが「仕事の何に役立つの?」と思ったあなたへ
仕事に役立つnote継続法のタイトルで進めてきました。これまでの➀~⑤でnoteの書き方はわかってきたけれど、「で、仕事の何に役立つの?」と思う方もいると思います。
オンライン時代に新しい顧客と出会うためにはどうしたらいいのか?
仕事をする上で顧客開拓をするにはどうしたらいいのか?常に考えますよね。私はフリーランスなので切実です。既存のお客様の実作業をすすめつつ、来月のお仕事の営業をする必要があります。
昔は、NPO関連の研修講師やイベントに参加して、名刺交換をしてお話をして開拓していくことをしていたのですが、全てがオンライン化してきて、そうしたスキマがなくなってしまいました。
そこで考えたのが、noteで「勝手に応援」することでつながりを拡げることです。勝手にというと、ソフトバンクの勝手にHERO'Sが思い浮かびます。
ダウンタウンの松本人志さんが勝手によかれと思うことをして喜ばれる映像を見て、これだ!と思いました。
いきなりFacebookなどでメッセージ送られてもスルーされてしまう時代ですし、オンラインだとなかなか営業が難しい中で、団体さんが「バズってほしい!」「多くの人に拡散してもらいたい!」そうしたお知らせに対して、価値を付加して記事化し、届けるのです。
NPOが出している求人を「勝手に応援」
それで始めたのがNPOの求人に対して、自分なりの分析や将来性、どんな意味があるのかなどの情報を加えて記事にしたマガジンをはじめました。
このマガジンで紹介する求人は、どんな求人というわけではなく、自分がある程度知っていたり、Web上で公開されている情報があって、そこから分析することが可能なものを選んでいます。団体へヒヤリングなどはしていません。団体さんの負担になりますから。
加える情報として心がけているのは、➀扱っている社会問題はどのようなことか、➁団体はその社会問題にどのような事業でアプローチしているか、➂代表さんはどんな方か、④財務状況はどんな状況か、⑤求人内容はどういうことか、⑥その団体で働くとどんなものが得られるか、⑦求人の背景は何か、などです。
団体さんが出す求人にはそこまで書くことはありませんし、第三者から中立的な立場で記事にすることでフラットな目線で応募するかしないかを判断するお手伝いができるかなと思ったからです。少なくとも、自分が若かったら申込みたいか否かで判断しています。
NPOは財源が限られていて、求人に必要な年間数百万の資金を捻出することは通常難しいです。それでも求人がでる理由が必ずあります。例えば休眠預金のプロジェクトであるとか、大きな金額の助成金がとれた、委託事業だったが担当者が辞めてしまったとかなどです。就職後に継続して働けるのか、そうでないのかわかることは重要だと思います。
また、その職で得られる経験も重要です。特定の社会問題の最新の状況を知れる、受益者の変化が直に見れるかや、社会的インパクト評価のプロセスに関われて、今後他の団体に転職した際もその経験が活かすことができるなどもわかる範囲で記載していきます。
このように親友に求人を勧めるような感じで記事を書いていきます。
そして、ここからが重要なのですが、記事を完成させてから団体さんに「現在求人をされている情報を見たので、わかる範囲でnoteにて応援記事を書きました。内容に過不足ありましたらコメントお願いします」と聞きます。または、団体のアカウントをメンションしてFacebookやTwitterに載せます。
NPOは広報の予算はそれほど潤沢にありませんから、無料で応援してくれる記事をあげてくれると嬉しく思ってくれることが多いです。団体のSNSでシェアしてくれたり、個別にお礼のご連絡をいただけたりします。そうなると、求人が決まったときに再度ご連絡いただけたり、「記事を書いた求人どうなりました?」と自然に聞くことができますので、継続的なコミュニケーションがとれるきっかけがもてます。
こうしたつながりからお仕事につながることがあります。
ソーシャルグッドなサービスを「勝手に応援」
デザイン会社の株式会社ガハハさんがNPOのために郵振用紙付きの寄付パンフレット制作をするサービス「キフフ」を始めました。実は、この郵振用紙付きの寄付パンフレットのデザインは郵便局で決められた体裁に合わせる必要があって、素人ではなかなか面倒でどこの会社もあまり手を出していなかった領域だったのです。そこをサービス化してくれてとても嬉しかったので勝手に応援したのが以下の記事です。
クレジットカードの決済手数料は安くても4.7%だったので、「3万円の寄付で手数料0.97%!!」というコピーも、この時考えてつけました。そうしたら、記事を公開して確認の連絡を担当者の方にとった際に、「このフレーズ、説明会の時に使わせてもらいますね!」と喜ばれました。そして、後日、私が関係性があるNPO団体さんがチラシをつくろうとされていたので、このキフフを紹介し発注となったので、二重で喜んでもらいました。
返報性について
返報性という言葉があり、人は、何か施されたら、施し返したい、恩返ししたい気持ちを必ず持ちます。今回ご紹介したように無料で勝手に自団体にプラスになる記事をつくっていると、すぐにかえってこないかもしれませんが、回りまわってお仕事などでかえってきます。
枠を超えてつながる力が強いnoteの特徴を活かす
自分が書いたものをお仕事にどう活かすのか、さまざまなやり方があります。noteは自分の組織や属性などを超えてつながる力が強いプラットフォームです。つながりは薄くても、そうした関係性の方がお仕事につながったりします。自分の考えていることや大切にしていること、価値観を理解してもらった上で新規顧客を増やすため相性のよいツールだと思っています。
皆さんへの宿題
今回の「noteが「仕事の何に役立つの?」と思ったあなたへ」はいかがだったでしょうか。仕事に役立つnoteを継続するための実力をつけるための今回の宿題は、自分が気になるNPO団体の寄付や、会社の商品・サービスなどを「勝手に応援」する記事をかいてみましょう!です。応援するのってポジティブなモードで相手を見ることになりますので、楽しいですよ!
是非このネタでnoteを書いてみてください。記事を書く際にこのnoteの記事をリンクしてもらえると嬉しいです。記事をリンクするとnoteの仕組みで私に通知されるようになっているので、読んでいいねやコメントしたいと思っています。
無駄なく・無理なく・やりたいことを実現していくには伴走支援をうけながら進めるのがいいです。私は現在、皆さまの自己実現を支えるために、以下のサービスを提供しています。
NPOへのファンドレイジング力向上のための伴走支援
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