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rakugaki_110「王様ランキング(21〜23話)アニオタトーク」


王様ランキング

私はドラマホリックではありますが、同時にアニメホリックでもあり欠かさずアニメをチェックして録画して見ています。
そんな私が注目している番組があります。
それがこれ!「王様ランキング」これがめっちゃ面白い!
原作が漫画で、累計発行部数が150万部を超えた人気作品らしいです。

王様ランキング、ついに物語は最終章です。
rakugaki_65で王様ランキングの1〜5話まで、rakugaki_77で6〜10話まで、rakugaki_92で王様ランキングの11〜15話まで、rakugaki_104で王様ランキングの16〜20話までの感想を書きました。
今回はその続きの21〜23話の最終回までとなります。
ここからはネタバレとなります。
※記載時期は2022年3月28日です。


第21話

オウケンを封じ込めたボッス王はミランジョの元に向かいます。
ミランジョは今までの行いを取り返しのつかないことをしてしまったと悔い、ボッス王の本当の想いとは別に独りよがりにボッス王のことを慕っていたのだと悟ります。
ボッス王はミランジョのことを思い、負けた時は一緒に行こうとボッジたちと戦うことを決心するのでした。
ボッス王は四天王やボッジたちに、戦って死ぬか自分に忠誠を誓うか決めろと迫ります。
それに対して絶対に敵わないと知りつつ、四天王はボッジを守ると宣言します。
ここ泣けます。
一度は裏切ったドーマスは二度と同じ過ちは起こさないと死んでもボッジを守ると覚悟を決め、ドルーシ、べビン、アピスが後に続きます。
みんながボッジを認め、ボッジを守ろうとしていることに、ボッジは初めてみんなから認められた思いを受け止め、ボッジを守ろうとする四天王を止めて自らボッス王に立ち向かうのです。
あの化け物のように強いボッス王にボッジは果敢に立ち向かいます。
ダイダに乗り移っているのですが、描写は巨人のボッス王との戦いを表現しているのが秀逸です。巨大なパワーと小さなボッジの戦いがスピーディーに描かれています。
そしてボッジはその巨大で偉大な父を圧倒して倒れる寸前まで追い込むのです。
息子であるボッジに圧倒的に敗北したボッス王はミランジョの元に向かい、ダイダに身体を返したいことなど、過去を悔い今まで溜め込んでいた感情を吐露します。
ボッス王は復活など望んでいなかったことをミランジョは悟り、ボッジに自分を破壊してほしいと懇願します。そうすることでダイダを解放することができると。
ボッジによって鏡は破壊され、鏡の中にいたミランジョとダイダの中にいたボッス王は魂となって空に旅立つのですが、契約通り魔神が現れミランジョの魂を喰らうのです。
その魔神に喰らわれたミランジョには過去の思い出が蘇ります。
ミランジョと魔神の子供の頃の思い出?
これは・・・酷いイメージの魔神すらも実は悪いやつではなかったフラグ?


第22話

ボッス王は捕らえられているダイダに、ボッス王とミランジョの過去を見せます。
二人だけで旅をするうちにお互い欠かせない存在になっていったこと。
ただただ強さを求めたボッス王に、ただただボッス王の役に立ちたかったミランジョが魔神を引き合わせたこと。
その魔神とミランジョは子供の頃は仲が良かったが、魔神は人の願いを叶える度に醜い怪物になってしまったこと。
そしてダイダは父ボッス王がボッジの力を奪ったのだと知ることになったところで、囚われの身から解放されるのです。

ミランジョの魂を喰らった魔神に対して、デスハーの遠隔雷で撃ち落としたところを冥府騎士団長が魔神の首を切り落とし、その頭部をデスパーが確保します。
デスパーは魔神の頭を体に返す代わりにオウケンの不死身の呪いを解いてもらうように交渉しようとしますが、全てを知ってしまったダイダはミランジョを生き返らせてくれと魔神に願います。
ミランジョは生き返り、魔神は去ってしまいました。
後悔の念に囚われているミランジョにダイダは結婚してくれと求婚するのでした。
オウケンを救うことができないどころか憎きミランジョを生き返らせたことに冥府騎士団長は怒りますが、デスパーはオウケンが心の声でまだ助けなくていい、先に助けなくてはいけない人がいることを示唆しており、それがミランジョのことだったのかと悟ります。
悲惨なミランジョの人生を知っているデスパーは、ミランジョに「これからはみんなを幸せにし、あなたも幸せにおなりなさい」と声をかけるのです。
最後まで素敵なデスパーにダイダも感激し、頭を下げ「兄上は良き師に出会えました」とお礼をいうのでした。
そこに合流したヒリング王妃が二人の王子をグッと抱きしめるシーンはこちらもグッときます。
そして一連の事件の首謀者であるミランジョと結婚するというダイダに奇声をあげるほどびっくりするヒリング王妃に、もう色々と母親は大変だなと同情もしてしまいました(笑)

一方、王様ランキング1位の座を固辞していたデスハーでしたが、オウケンを救うために1位の座を受け入れることにしました。
王様ランキング1位のものだけが受け取ることができる宝物でオウケンを助けようと考えているようですが・・・。
王様ランキング1位になった者は謎の失踪をしてしまうというきな臭い噂もあり、この先かなり怪しい展開が待っていそうです。
とはいえ、もう残り1話。最終回にどう収まるか気になります。


第23話
いよいよ最終回となります。

ヒリング王妃にミランジョと結婚すると宣言するダイダ。
ダイダはミランジョの罪も不幸も全て受け止め、ミランジョに「俺が許す!」と力強く言います。
それを受けミランジョはたくさんの人たちを幸せにするために努力すると涙ながらに誓います。
ダイダも俺も変わると誓い、四天王やボッジ、ヒリング王妃、ホクロたちに深々と頭を下げ今までの無礼な振る舞いを謝罪するのでした。
そしてダイダはボッジの前に首を垂れ、ボッジに「あなたこそ王様にふさわしい」と王の座を譲ります。
そうダイダに言われても自信が持てないボッジを見て、私があの子の自信を奪ったのだと悔やむヒリング王妃の前で、カゲはボッジに「俺には見ええるぜ!立派な王様になったお前が!」と勇気づけます。
ヒリング王妃にはそのカゲの姿がボッジの太陽のように見えるのでした。
ダイダはその様子を見て「ボッジ王!!」、ホクロは「ボッジ王の誕生だー!!」と叫ぶのでした。
そして全員でボッジ王を胴上げするのですが城の城壁の遥か上まで上がり、どんだけ上空に飛ばすねんって感じでした(笑)
その時カゲは、俺みたいなのがボッジの側にいてはダメだと人知れずその場から離れて行きます。

一方、デスパーと冥府騎士団はオウケンを封じ込めた巨大な岩を冥府の国に持ち帰るのですが、オウケンへの仕返しをするために待ち構えていたのが冥府の罪人、王族最強のキングボでした。
オウケンを封じ込めた巨大な岩を真っ二つに割り、オウケンを復活させたところでオウケンの首を切り、頭部を遠くの海まで飛ばし復讐を果たします。
頭を無くしたオウケンの体は頭を求め彷徨うのでした。

城に戻ったボッジを待っていたのはボッジ王を祝う参礼の人々でした。
参礼の業務をこなしながら、カゲがいないことに気付きボッジの顔は悲しみで曇るのです。
そのボッジを見てヒリング王妃はいつものように上から目線で叱るのですが、そこはヒリング王妃も成長しています。
カゲの姿が見えないことに気付き、カゲがボッジを輝かせる太陽に見えたこと、カゲはボッジのお守り、ボッジはカゲのお守りで、お互いを守ることでボッジが強く輝くことができると話します。
そして「あなたは自分の人生を行きなさい」と、べビンを呼びつけカゲを探しだすように命じます。

カゲはボッジから離れ、今まで盗みなど悪事を暮らしの支えにしてきたのを辞め、真っ当に働いて生活をしようとしますがカゲの一族を忌み嫌う人々からなかなか受け入れらず孤立状態です。
そこにボッジが現れます。
ボッジは王座をダイダに譲り、ボッス王のように自分の国をつくる道を選んだとのこと。
そのためには見聞を広げるために、諸国漫遊の旅にボッジとカゲは旅立ちます。
ここでフィナーレとなります。


以上が21話〜23話で、ついに最終回を迎えました。
首を切られたオウケンの件、冥府のデスハー王がランキング1位になって宝物庫に向かってからの件、魔神は救われるかの件などは未回収のままでした。
原作はまだ続いているそうなので、アニメの続編があることに期待ですね。

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