rakugaki_2「ぴょんぴょんがきた」
さぁ、いざ何か「ハンドメイド」のアイデアを描きとめようと思っても、全く何にも浮かびません。
最初からつまずきました。
もうハンドメイドのネタでなくてもいいから!
そんなときに最初に頭に浮かんだのが、我が家のアイドルうさぎの女の子「ハルちゃん」です。
名前の由来は、「春」に我が家にきたから「ハル」です。
このとっても可愛い全身グレーとホワイトの毛を纏ったレディは、娘がまだ生後2ヶ月にも満たないハルちゃんをペットショップで気に入って2011年4月末、まさにうさぎ年に我が家の一員となったのでした。
多分この娘は、ネザーランド・ドワーフという系統の雑種ですね。
ペットショップではネザーランド・ドワーフとして売られていましたが、雑種と思った根拠としては、純血なネザーランド・ドワーフにしては耳が長いことと、売値が純血にしては安かったからです。
ネザーランド・ドワーフは「ピーターラビット」のモデルにもなったうさぎです。
ネザーランド・ドワーフの意味は、ネザーランドが「オランダ」で、ドワーフが「小人」。
直訳すると「オランダの小人」?
20世紀初頭にオランダで品種改良されたらしいこの愛らしいうさぎは、「可愛らしいオランダの小さな隣人」という意味を込めて名付けられたのでしょうか。
一般的な性格としては、「活発で好奇心が強い」といわれていますが、もちろん一羽一羽の個性がありますのでみんな違います。
動物ものって人気がありますし、その中でも「うさぎ」ってかなり上位の人気者ではないでしょうか。
取り敢えず、ハルちゃんを描いたら何か浮かぶかなぁ~と、ようやくスケッチブックに描くことができました。
スケッチの中の立っているハルちゃんは、我が家にきた頃です。
立っているうさぎさん、可愛いなぁ。
本当、ハルちゃんは部屋んぽをしているときに、しょっちゅう2本足で立ってキョロキョロしていました。
あっ、「部屋んぽ」って、うさ飼いさんの中の業界用語(笑)で「ケージから出て部屋の中をお散歩すること」です。
この部屋んぽ中の可愛い立ち姿に、苦し紛れにリボンを付けてみました。
う~ん、だから??
やっぱりうさぎってもう出過ぎた感があって、今更感が満載ですよねぇ。
それと、もともと可愛いものに可愛いものを付加させても、それは蛇足に他ならないということに気付きました。
可愛さが倍増する訳ではなく、むしろ相殺し合っているということに。
はい、よく陥り易い罠でしたね。
寝そべっているハルちゃんは、それから半年後ぐらいのもの。
部屋んぽをしているときに、座っている私の足に寄り添ってきて寝そべったところです。
うさぎが寝そべるとき、静かに寝そべることもありますが、結構勢いよく「ゴロン!」と寝そべるごとが多いです。
本当「ゴロン!」なんですよ。
まるで柔道の受け身のような寝そべり方に、初めの頃は何事だと思いました(笑)
あと部屋んぽ中に、人間の方が寝転がっていたり背中を丸めて座っていると体の上に飛び乗ってきたりして、とっても人懐っこくて可愛いのです。
うさぎさんに踏まれるのって最高!・・・って書くと何だか変態みたいですけどね(苦笑)
でも本当、幸せな気持ちになるんですよ。
基本、抱っこを嫌がるうさぎさんだけに(捕まると食べられる!という本能でしょうか)、向こうから触れ合ってくるボディランゲージみたいなものでしょうか。
こう書くと、他のうさ飼いさんから、「そう感じるのはお前だけだ!」ってクレームがくるかも知れませんが(笑)
そんなハルちゃんは2019年8月3日にお月様に召されました。
8年間、うちの子でいてくれてありがとう。
どうか向こうでも幸せに飛び跳ねて、勢いよくゴロンと寝転んでいてくれればと思います。