最高の人生の見つけ方
全く異なる人生を歩んできた心優しい整備工の男と、傲慢な実業家の男。病院で同室となった彼らは共にガンを患っており、余命半年だった。そんな中、整備工が実業家にあるリストを見せる。それは、死ぬまでにやりたいことを記した「棺桶リスト」で、実行できていないものばかりだった。
死ぬまで忘れたくない作品になりました。
すごくよかった。
残された時間を、いかに悔いのないように過ごすか。緩和ケアの行き着く先はここにあると思う。
心で動くエドワードと、頭で動くカーター。
これは、エドワードにある揺るぎない自信と
努力と理性で生きてきたカーターの真面目さがあったからこそ生まれた残りの人生。
もちろん現実じゃあ
残り6ヶ月の人生をこんなふうに過ごせることは
ほとんどないに等しいけれど
どう過ごすか
とうありたいか
考えるきっかけにもなるし
大切な人にもその思う通りに過ごしてほしいと思う。
臨床試験に賭けるのだってもちろんあり。
その人が、自分が、
ここまでの何十年を、どうやって生きてきて
今、自分の人生をどう思うか。
それを分かり合えた2人だったんだと思う。
今のわたしが、この2人の立場だったら、
自分の人生をどう思うだろう?
まだまだやりたいことたくさんあったのに?
もっと違う仕事をして人生楽しめばよかった?
いろんな人のお世話をして、できる限りのことをした?
そう思うと、今の過ごし方が、見えてくる気がします。残りの時間がわかっていないだけで、わたしだって6ヶ月なのかもしれない。
まとまりがなくなってしまったけど
本当に見てよかったと思う作品でした。
素敵だった〜
イマノ