データから見る食品の対米輸出
米国通商代表部によると米国は世界75カ国以上と貿易関係にある。
米国への食品輸出ベスト5
2017年時点で以下の通り。
・カナダ 2,820億ドル
・メキシコ 2430億ドル
・中国 1,300億ドル
・日本 680億ドル
・英国 560億ドル
対米輸出・上位品目の状況
輸出金額2015年/増加率2013年との比較
1位 ホタテ 127億円 12.8%
2位 ブリ 116億円 57.4%
3位 アルコール飲料 94億円
4位 ソース混合調味料 57億円 9.3%
5位 緑茶 44億円 39.4%
6位 ごま油 41億円 41.8%
(農水省データ)
FDA登録の食品施設数
2019年12月31日時点で221,843
そのうち127,420(57%)が米国国外の施設となる。
3年間(2016~2019年)で登録食品施設が7%増加し、米国以外の施設が24%増加している。
FDA登録の食品施設で最も多い国
2019年12月の時点で、中国、日本、フランス、イタリア、メキシコの順である。
まとめ
以上のことから、日本の食品事業者は1事業者あたりの輸出金額は小さいものの、対米輸出事業の数は多いことがわかる。
先日、対米輸出に必要な資格者PCQIの養成講座の講師を終えたところだが、益々ニーズも高まることであろうし、育成する社会的意義を感じている。
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