Alban Buns - hot cross buns
イースターのパン、hot cross bunsのお話。
マザーグースの歌にもなっているhot cross bunsは、イースターの前の金曜日、 Good Fridayに食べるパンとして、イギリスを始め、ヨーロッパで広く食されているそうです。
実はこのbuns、起源がSt. Albansにあるとのこと!
1361年、Thomas Rocliffe主教の時、修道院付属の食堂の修道士が、十字の切れ目を入れた甘くてスパイスの効いたパンを作り、イースターの前の金曜日(Good Friday)、食堂を訪れた人々にワインとともに振る舞ったのが始まり。そして、このパンはたいそう喜ばれ、評判になり、Rocliffe神父のパンとして、イギリス全土でまねして作られるようになったそうです。でも、オリジナルのレシピは修道院の壁に残されています。
Alban Bunsの起源についてはまだ調査中とのことですが、上記は、1862年にとある記事になっていた内容です。
(https://www.stalbanscathedral.org/history/the-alban-bunより。)
このレシピは非公開!ですが、材料は以下の通り:
小麦、卵、新鮮なイースト、currants(スグリの実)、grains of paradise or cardamom(ギニアショウガかカルダモン)
街で見かけるhot cross bunsは、十字がネジパンでかたどられています。十字の切れ目が入っているのが、Alban Buns、オリジナルです。
大聖堂脇の仮設のカフェで、オリジナルAlban bunsをトーストしていただきました。イースターを過ぎてしまいましたが、ほんのり甘く、スパイスが効いていて、バターとおいしくいただきました。
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