ラグビーでガッツポーズ、あり?なし?
数日前から実家に帰省していて、父親の新聞の切り抜きを整理するのを手伝っていたのですが、その中で見つけたのが5年ほど前のある記事。
要約すると、
「最近のラグビー選手はがトライをとった(得点した)後にガッツポーズをしていていかん。トライはチームでとるものなのに、まるで自分のおかげであるかのようである。」
ということが書いてありました
「ラグビーとガッツポーズはなじまない」とも
スポーツとガッツポーズ
選手が得点した後などによく見られるガッツポーズですが、競技によってはあまり歓迎されていないようですね
武道ではガッツポーズで一本などの取り消しがあるというのは知っていたのですが、野球でも暗黙のルールとして派手なガッツポーズはよろしくないことであるとされているそうです
甲子園では派手なガッツポーズをする選手が審判に諫められたこともあるそうで…
なかなか難しい問題なんだなぁ、と実感しました
ラグビーとガッツポーズ
さて、ここで表題の「ラグビーでガッツポーズってあり?」という問題に戻ってくるのですが、端的に言うと、僕としては
「ガッツポーズ、全然いいんじゃない?」
って感じです
もちろん、派手すぎるもの、相手を煽ったり悪意をもって行うようなガッツポーズは処罰されてしかるべきですが、そうでないものに細かいことを言う必要はないんじゃないかなぁ、と思ってます
だって、嬉しいじゃないですか
嬉しいからガッツポーズをする
そこに何かおかしいものがあるのでしょうか?
選手だって自分の力だけでトライをとったと思ってるからガッツポーズをしているわけではないでしょうし、本当に嬉しい時って多分ガッツポーズをしちゃうと思うんですよね
選手が得点したときに喜んじゃいけないのだとしたら、選手って何のためにスポーツやってるんだろうって話ですし
もちろん勝つためですけど、
かっこいいトライ決めた瞬間とか、
うまいタックルが入った瞬間とか、
チームメイトがトライ決めた瞬間とか
そんなちょっとした喜びのためにやっているような気がするんです
喜びを表現すること
スポーツはスポーツであって、修行じゃないんです
一瞬一瞬を楽しんで、喜びを爆発させる
その表現の一つとしてガッツポーズがあると思うんです
そんな選手の喜びの表現手段をやめさせる権利なんて誰にもないはずです