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イマココプロジェクト第1弾!〖答えは「笑い」だった。ステイホームが変えてくれたこと。〗

・自己紹介

東京都出身の20歳、お笑いコンビむけん(仮)の佐々木です。
今日はよろしくお願いします。


・今は何をしている?

危機的状況にあります。

二年前にお父さんが失職して、お母さんが精神病になってしまいました。 
そのため、大学に2年通ったはいいものの、学費が払えず、今は大学を休学しています。

平日は週6日バイトをして、将来のためにお金を貯めています。


・二年前の状況を教えてください

母の病気や父の失業に対して、あまり現実感がありませんでした。
普段と変わらない生活だけど、母がうつ病という診断を下されたことで、健常者の社会モデルから外れてしまったことに対して侘しい思いをしていました。

祖母のお金で家に住まわして貰ったのですが、お金が無く、家のものが日々売られていったり、少しづつ今までの生活から解けるような感覚が常にあり、今まで自分が恵まれた人間であることを感じました。 


・二年前から今に至るまでは?

この2年間のコロナウイルスのステイホームで、状況は皮肉にも良い方向に進み、自分たち家族が救われることになりました。

ステイホームの前に精神的な病気を患っていた僕でしたが、閉鎖的な生活に変化することによって家族と話す時間が増えて、今までより自分が親から生まれた子供であり、大切に育てられた人間であること、また親との同一性、つまり俺はこの人たちの子供なんだということを自覚しましたし、今まで感じられなかった親の愛を感じられました。

また、繰り返し家庭のみで完結する生活の中で、親との何気ない会話だったりをすることによって、親に甘えられ、無条件、無自覚に自分の気持ちを他者に向けても大丈夫だということに気付くことが出来ました。

また、母親もステイホームで人との接触が少なくなることで落ち着いて休むことが出来ていました。

今は父親、母親ともに就職先を探しつつ、色々な業種の仕事を模索しています。
前向きとまでは行きませんが、日々頑張っている状況です。


・これからやりたいことを教えてください

まず前提として、自分の中に世の中への沢山の「なんやねん!」があるんです(笑)

生まれてきたのなんでやねん!
世界ってなんやねん!
自分ってなんやねん!
夢ってなんやねん!
就職ってなんやねん!
結婚ってなんやねん!

「なんやねん!」には喜怒哀楽全部込めてます。
真実の中に答えは無いのかな、って思ってるし、多義的な概念だとは重々承知してるんですけど。
自分の中で納得出来るまで、その「なんやねん!」を追求したい。


世界って意識的な拒絶と、無意識な差別の集合体だから。
その「なんやねん!」を己の中に内在させ続けるといつか爆発してしまうし、精神と肉体も内省的になる。
世の中を憎しみ続けながら生き続けるのは、どんな事よりも拷問だと思う。
だから「なんでやねん!」を外に向ける。
世の中への「なんでやねん!」を歌にする。文にする。映像にする。

何時の時代だって「なんでやねん!」で表現は生まれてきた。


自分は何を選択する?


答えは「笑い」だった。

笑うは、怒る悲しむという負の感情を超える。
どんな状況だって 笑い になる。
無限の可能性を秘めている、爆発の様な激情。
笑いは人間の中に潜む神秘であり、宇宙だ。
自分自身が具現化させたアイデアで、多種多様な人生を送ってる人々に内在する、内宇宙を爆発させる。
何て素晴らしい行為なのだろう。

僕はお笑いに身を捧げても良いと思えました。


・お笑いコンビについて教えてください。

もともと自分がお笑いを目指す以前に、運命的に出会った男友達がいました。

そいつは天才であり天災の様なやつで、これまで生きてきた人生の中で会話をしながら全身が歓喜で満たされる歓びで打ち震えるような会話を出来た初めての人物でした。

そいつと二人で旅行した時に、自分と同じように相手も何か世の中に発表したいという気持ちがあったことを知りました。
これがきっかけで、表現然りお笑いを志向することとなりましたね。


・最後に伝えたいことはありますか?

就職を目指す、夢を追う、起業をする。

決めるきっかけは何だって良い。
決めても何時だって迷って良い。

代わりに、責任を感じるべきだと僕は思います。
発言の責任、行動の責任、そして生きる事においての世界への果たさなければ、自覚しなければいけない責任。
自分も、上記の記載に責任を持つ。
だから、あなたも決めたら、自分の中にどんな責任があるか、考えてみてください。

僕は、究極的に言えば、何かに身を捧げて、酷く後悔をしても、何も持てなくても、生きて生きて生きてあがいて生きたら、死んでも良いと思うんです。

産んでくれた親への責任を果たして。


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