04月12日(月)お昼前の11時32分に新月になります。
04月12日(月)お昼前の11時32分に新月になります。
新月の度数は牡羊座23度。
サビアンシンボルは「重く価値があるがベールに隠された荷を運ぶパステルカラーの服を着た女性」です。
ここには、「自分自身の中に宿ったその人ならではの資質や運命を、時間をかけて育てて行くこと」が描かれているといわれています。
23度という度数は、21度が持っている男性性・能動性と、22度が持っている女性性・受容性の両方を自由自在に使いこなすことができる度数といわれています。
この男性性と女性性の合体から、このサビアンシンボルに描かれている「重く価値があるけれどベールに隠されている荷物」とは、胎内に宿る胎児のことを表しているとされています。そして胎児といったときは、シンボル解釈的には、「自身の中に眠る新しい可能性」を指したりもするわけです。
パステルカラーの服からは、軽やかさがうかがえます。「重い荷物」を持っているけれど、この女性は軽やかです。妊婦さんというのは新たな命を育んでいるわけですので、牡羊座が持つ「スタート・始まる」エネルギーに満ち満ちた存在であることがわかります。とても新鮮な活力に満ちている状態であることは、とても牡羊座的ということができます。
今回は牡羊座の新月ですので「新たなはじまり」「直観」「オンリーワン」などがキーワードとなります。
先ほども描きましたが、この23度という度数は、21度「リングに上がる拳闘士」が持っている男性性・能動性と、22度「欲望の庭へ続く門」が持っている女性性・受容性の両方を自由自在に使いこなすことができる度数といわれています。
強い押し出し力で壁を破って行くやり方と、それとは正反対の、受容性を高めて自分のほうに様々なものを引き寄せて行くやり方、この二つについては、人は、この正反対の二つの傾向のどちらかに得意・不得意があるものだともいわれています。
ところがこの牡羊座23度においては、その両方を自在に使うことができる状態を表していることになります。
自身の中の能動性と受容性のどちらかに得意不得意の偏りがあると、そのことに縛られて、いつも同じパターンを繰り返すことにもなってしまいますが、この両方を自在に使いこなせるということは、おおいなる可能性を手に入れることができるということが、このサビアンシンボルには描かれているともいわれています。
新月はスタートのとき。今回の新月では、あなたは何を始めますか?
サビアンシンボル的には、ご自身の能動性・受容性の傾向に目を向けてみるのもお勧めの新月です。
能動性・受容性は、その得意なほうを活かして行く方法もありますし、また惑星年齢期やプログレスの進行などの影響によっても、その人にとっての能動性・受容性の使いやすさは変わってきます。基本的には、奇数サインは能動性、偶数サインは受容性といわれています。
そして、どうしても変えたいのに変えられないというときは、過去の体験などの記憶がその変化を妨げていることもありますので、そのときは、「だいじょうぶ」と自分自身に癒しと元気を送ってあげましょう。エネルギーが変わると、思いのほか、変わらないと思っていたこともどんどん変化して行ったりしますよ。
どうぞ今回も、星のナビゲートを参考にステキな新月をお迎えくださいね。