乙女座29度 「読んでいる書類から秘密の知識を得る男」

マーク・エドモンド・ジョーンズの乙女座２９度のサビアンシンボルは、　A man gaining secret knowledge from a paper he is reading．「読んでいる書類から秘密の知識を得る男」。

ディーン・ルディアはこの乙女座29度のサビアンシンボルを、 A seeker after occult knowledge is reading an ancient scroll which illumines his mind.「オカルトの知識を求める者が自分の心を啓発する古代の巻物を読む」と言い換えました。

ジョーンズのほうの secret knowledge 「秘密の知識」にしても、それを言い換えたルディアの occult knowledge「オカルトの知識」にしても、ドキドキするような、ちょっと怪しそうな「香り」が漂うサビアンシンボルになっていますが、ここでこの二人の占星術研究家たちが言おうとしていることは何であったのかを考えてみましょう。

ジョーンズのほうのサビアンシンボルでは a paper「書類」を、ルディアのサビアンシンボルでは an ancient scroll 「古代の巻物」をそれぞれ読んでいるという状況設定が、ここではなされています。ということは、このサビアンシンボルに登場している人物は、何かに「書かれていることを読んでいる」ことになります。