山羊座11度「キジの大きな群れ」
山羊座11度のマーク・エドモンド・ジョーンズのサビアンシンボルは、A large group of pheasants.「キジの大きな群れ」。
キジという鳥は家畜化されていない鳥なので、野性味があります。つまり、その大地に根付いて生きている鳥ということになるわけです。そしてここでは、そのキジたちが「群れ」でいると表現されています。「群れ」ということは、そこに何らかの社会性があると考えます。社会性とは、このサビアンシンボルのもともとのサインである山羊座の象意になります。
この度数のドデカテモリーは牡牛座です。牡牛座は土のエレメントに属していて、もともとの山羊座もまた同じ土のエレメントですので、ここでは土の要素がとても旺盛であることがわかります。
キジという鳥の生態を調べてみると、翼の幅が広く丸みを帯びていて体の大きさに比べて短いため、長距離飛行に適したつくりにはなってないとのことでした。巣も地上に作り、餌はクチバシと足を使って地面を引っかき、土の中の虫や植物などを食べるのだそうです。