蠍座24度「一人の人の話を聴くために山から降りてきた群集」
マーク・エドモンド・ジョーンズの蠍座24度のサビアンシンボルは、Crowds coming down the mountain to listen to one man. 「一人の人の話を聴くために山から降りてきた群集」。
ディーン・ルディアはこの蠍座24度のサビアンシンボルを、After having heard an inspired individual deliver his “sermon on the mount” , crowds are returning home. 「 霊感を受けた人の『山上の垂訓』を聞いたあと、人々は家路につく」と言い換えました。
ここでルディアが書いている “sermon on the mount”「山上の垂訓」とは、新約聖書に出てくるお話しで、このお話は、マタイ伝とルカ伝の二ヵ所に書かれています。
そこには、キリストが弟子や民衆に向かって、いくつかの言葉を発しているシーンが描かれているのですが、「山上の」と呼ばれているくらいなので、その説法をしている場所は山の上なのかと思いきや、マタイ伝とルカ伝とではその場所は違っていて、マタイ伝ではキリストは山の上で述べていますが、ルカ伝では山を下って平地に立ってから、その言葉は語られています。