水瓶座26度「水圧計」
水瓶座26度のマーク・エドモンド・ジョーンズのサビアンシンボルは、A hydrometer.「水圧計」。
hydrometer はここでは「水圧計」と訳されていますが、もともとは比重測定用の機器の総称で、つまり空気・水・油などの比重を測定する器具のことを指す言葉だそうです。現代では、バッテリー・ハイドロメーターなどが、一般的に良く知られたものになっているようです。
ディーン・ルディアはこの水瓶座26度のサビアンシンボルを、A garage man testing a car’s battery with a hydrometer.「比重測定器で車のバッテリーをテストしている修理工」と言い換えました。これはもともとのジョーンズのサビアンシンボルを、「自動車」という設定の中で表現しているものと考えることができるでしょう。
「自動車」つまり「機械」が正常に働くための、点検・整備・メンテナンスがここでは描かれているわけですが、ここで例えられている「車」や「機械」というのは、つまり「人」のことになります。水瓶座においては、「人」も「機械」のように、理性の力で人格統合されるべきものであるのですね。