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3.春分点移動と冥王星のサイン移動

グランドミューテーションというのは、土星と木星のコンジャンクションを元にした考え方で、200年単位のものです。

占星術的に、来たるべき「水瓶座の時代」といわれるときの到来を読むことができる大きな星の動きのひとつとして、このグランドミューテーションをあげることもできますが、他にもとても大きな動きが2つあります。それは春分点移動と冥王星のサイン移動です。


歳差運動によって春分点は2万5868年(プラトン年)をかけて12サインを一周して行きます。そして春分点が一つのサインを移動する2156年をプラトン月といいます。春分点は逆行して行きますので、キリストの時代、春分点は牡羊座の終わりから魚座の初めにあったと言われていて、2020年の現在では春分点は水瓶座に入っていると考えられています。

正確にいつから春分点が水瓶座に入ったのかには諸説あるようなのですが、これからおよそ2000年間は、春分点は水瓶座に移動していることになります。

※)一般的な占星術はトロピカル方式という春分点を牡羊座01度に固定したものを使っています。それに対してサイデリアル方式という恒星との位置を取り込んだ占星術を使ったときに、春分点移動の概念が出てきます。


また冥王星は天文学的には2006年に惑星降格しました。だからといってすぐに冥王星の影響は読まないということには、占星術においてはなってはいません。

たとえば現在冥王星は山羊座にありますが、その影響力は読むことができると思います。ですが、降格前と同じ100%の影響力をもっているか?というと、個人的には、そうではないのではないかと思っています。冥王星はそれまでと違って、衛星カロンと二重惑星に近い動きをしていることもわかったわけだから、これからは冥王星自体の定義の書き換えがあっても良いのかも知れません。

いずれにしても、その現在山羊座にいる冥王星は2023年に水瓶座にイングレスします。


① 春分点が水瓶座に移動
②2023年には冥王星が水瓶座にイングレスして、2043年までの20年間水瓶座に滞在
③今年2020年12月には水瓶座01度でグランドミューテーションが起きる

このような大きな星の動きの3つが重なって、これからは水瓶座の時代が来るといわれていることになります。


それでは、この水瓶座の時代ってどんな時代なんだと思いますか?
私はかいもく見当がつかなくて、スピリチュアルメッセージをひろってみたら

「独り占めしたら
いつも足りない
分けっこしたら
充分にある」時代、
という言葉をキャッチしました。

ふうむ。なるほど。これは「資本主義の次に来る水瓶座的な経済のありかた」として、たくさんのヒントを持っていると思います。

そうは言っても、これはなかなか一気に進むのだろうか?
何かヒントが欲しいです、
とお願いしていたら

どんどんキーワードが流れ込むようになってきて、ビックリ!
なんだ。
ただ私か関心を持っていなかったから、知らないだけだったのだと思いました。

たとえば、「SDGs」という言葉も
初めて見ました。
なんで「s」だけ小さいの?から入って、ただいま勉強中です。

おもしろいです。
まさにこれは水瓶座の世界です。

「サスティナブル」なんて言葉も知りませんでしたが、要するに「持続可能」ということがキーワードなのだとわかりました。

そうか!
そうなのか!

資本主義がこれからどうなるのか?の一つの道筋として、「持続可能」ということがあげられるのだとわかりました。

つまり、「経済成長」が今までの当たり前だったのだけど、「成長」しなくても「持続」できる経済にシフトできれば良いのだと気が付きました。「経済持続」ですよね。