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17. IPS細胞から生まれた子ども

『サイエンスZERO』というテレビ番組で、IPS細胞からネズミが生まれたことをやっていました。その番組サイトは、​こちらです→★

体や心の性差が縮まる「中性化」に最新科学で迫る。中性化の原因とされるのは男性らしい体や脳の形成に関わる性ホルモン・テストステロンの分泌の変化。先進国では、男性では分泌が減少、女性では増加している実態が見えてきた。中性化が進行した未来を見据えて、男と女によらない「新たな生殖の仕組み」を作り出そうという研究も始まっている。

番組サイトより。

この番組を見て、あぁ、水瓶座07度のサビアンシンボル「卵から生まれた子ども」が現実となる時代がやって来たのだと痛感しました。そのIPS細胞を使って生まれたネズミは、お父さんもお母さんもいません。自身の細胞から生まれたネズミだそうです。映像の中で、ネズミは元気に動き回っていました。

動物を使った実験でそういうことがもうすでに現実化できることがわかって、これは人間にも応用できるのだそうですが、現段階では、倫理的にそれはしてはいけないことになっているのだそうです。

この、九州大学でのネズミ(マウス)の実験の成功については、《 こちら★ 》のネットニュースにも詳しく書いてあります。(しかし、これは2016年10月の記事であることにも驚きました。私は今までこの実験成功を全く知りませんでした。)


しかし、このマウスの実験成功は、世の中の構造自体を根底から変えてしまう可能性を持っていますね。IPS細胞から単独で個体が作れるということは、大きなパラダイムシフトを起こす可能性を持っています。

子どもを残すということに関しては、男女がいて父母が必要ということは、絶対的で根幹的な摂理として、長い間人類社会の構造を支えてきました。その旧来のパラダイムからもうすでに人類は、「解放されるスイッチ」を押しさえすればすぐに目の前で現実になる、という世界に居るということなのですね。

そうはいっても、そのIPS細胞を育てるには代理母的な子宮が必要なのではないか?とも思ったのですが、サイエンスZEROの番組には、人工子宮の中で育っているヒツジも出てきていました。半透明なビニール袋に入った羊水の中で、ヒツジはしあわせそうにまどろんでいました。

「アニメやSFの世界」にしかなかったものが、現実のものとなっている! ほんとうにビックリです。「アニメやSFの世界」は水瓶座の世界ということができて、これからますますこのあたりの現実化は進行して行くのだろうと思われます。