魚座11度「光を探している人々」
魚座11度のマーク・エドモンド・ジョーンズのサビアンシンボルは Men seeking illumination. 「光を探している人々」。
ここにはスピリチュアルな光を求めている人達が描かれていますが、このサビアンシンボルにおける、一つのポイントは、ここに描かれているのが man ではなくてmen と複数形になっていることです。つまり、ここでは、一人で「光を探している」のではなくて、何人かの人たちと「光を探している」ことになります。
この度数のドデカテモリーは蟹座となります。このことを考慮に入れると、ここでは同じ神聖さに共感する者達がやがて集まって行って、ひとつのファミリーのような関係性が出来て行くことが想像できます。
仏教のほうでは、そのような関係の団体のことを「サンガ」と呼ぶということを耳にしたことがあります。「仏・法・僧」というのは、仏教の教えを守るための大切な柱であるわけですが、それだけでなくて、この「サンガ」というものも、生きた教えを守るために大切な役割を果たしているといわれているようです。