水瓶座30度 「アーダスの咲いている野原」
水瓶座30度のマーク・エドモンド・ジョーンズのサビアンシンボルは、The field of Ardath in bloom.「アーダスの咲いている野原」。
ここに使われている Ardath 「アーダス」というのは、マリー・コレリが書いた小説『アーダス:死せる自己の物語』に出てくる、古代バビロニアの神秘的な牧草地の名前のことを指しています。
マリー・コレリは、バラ十字の会員であったとも、キリスト教神秘主義者ともいわれているそうですが、本人が生前、自分のプライバシーを明かさないように努めていたこともあって、ハッキリとはわかっていないようです。彼女が書いた本の中の数冊は、とてもスピリチュアルな内容となっているとのことで、この小説もそのような内容の一冊となっています。
そして、この小説の第9章の中に「アーダス」という言葉の語源について書かれている部分があります。それによると、これは古代の「エズラ記」に出てくる言葉とされていて、登場人物が天使に連れられて入った荒れ地の名前が「アーダス」となっています。そして、このアーダスの野原にはとても神秘的なハーブの花が咲いていたと書かれています。