乙女座25度「半旗として掲げられた旗」
乙女座25度のマーク・エドモンド・ジョーンズのサビアンシンボルは、A flag at half-mast.「半旗として掲げられた旗」。
ここに使われている half-mast 「半旗(はんき)」とは、弔意(ちょうい)を表すために、旗竿の先端からおよそ半分ほど下げて掲げる旗のことを指しています。そして、弔意とは、人の死をいたみとむらう哀悼の気持を表わす言葉となります。
ちなみに、この「半旗」の他にも「弔旗(ちょうき)」というものもあるらしく、たとえば竿が短いなど「半旗」にできない場合に、黒い布を付けて掲げるのが「弔旗」となるそうです。
かつて船上においては、国旗に喪章を付けて弔意を示す弔旗という慣習があったのだそうですが、洋上ではそれが視認しにくいことから、国旗を半分降ろす方法に変化したものが、この半旗の始まりのようです。