射手座20度「氷を切り出す人々」
マーク・エドモンド・ジョーンズの射手座20度のサビアンシンボルは、Men cutting through ice.「氷を切り出す人々」。
ディーン・ルディアはこのサビアンシンボルを、 In an old-fashioned northern village men cut the ice of a frozen pond for use during the summer.「北方の古風な村の人たちが、夏の間使うために、凍った池から氷を切り出す」と言い換えました。
このルディアの書き換えによって、このサビアンシンボルは、「真夏でも必要とあれば氷を用意できるような」といった「たとえ」として理解されるようになりました。つまりこのサビアンシンボルは、射手座の精神や教養の面において、必要とされるものをどんなときでも提供できることを表しているとなったのです。
この度数のドデカテモリーは蟹座なのですが、おおもとのジョーンズのサビアンシンボル「氷を切り出す人たち」に立ち戻り、そこにドデカテモリー蟹座であることを加えて考察してみると、先ほどのルディアの書き換えや、そこから派生した解釈とは、ちょっと違った画像が見えてくるようにも思います。