ホットクックで夕食の支度が10分に
ホットクックで、生活が激変しましたのでご報告させていただきます。
ホットクックはボタン一つで料理ができるという、シャープの無水調理器です。これがウワサ通り便利なのですが、使いこなせるようになるまでのハードルが高い。
まず、添付のレシピ通りに作るとほぼ美味しくできません。レシピは全体的に使う調味料の種類が多く、素材の量も曖昧なので、味が濃く仕上がってしまう場合がほとんど。なので、市販の無水調理器用のレシピを参考にするのも手ですが、私はいろいろ試したところ、勝間和代さんが提唱する「総量から塩味の割合を決める」という方法が一番うまくいくように思います。
勝間さんいわく、塩は総量の0.6%、しょうゆは総量の3.5%。だいたいこれを基本に、野菜、肉(もしくは魚介)を入れれば、素材からうまみがでるのでおいしく仕上がるそう。
「えー、そんなうまくいくわけないじゃん」と思いましたが、うまくいくんですよ。すごいです、勝間さん(最近尊敬している)。
なかでも一番子供たちに人気なのが、ホワイトシチューです。野菜や肉をホットクックの鍋に放り込み、そこに総量の3%の小麦粉を入れて、鍋を振ってまぶします。さらに水をいれ、塩を入れたら、「ホワイトシチュー」のボタンを押す。出来上がる直前に、「食材を入れてください」と言われるので、そうしたら牛乳を入れる。それで、出来上がりです。
うちはコクを出すため無塩バターも入れていますが、オリーブオイルでも十分おいしくできます。(詳しくは勝間さんのロジカル料理をご覧ください)
これ、慣れれば本当に作業時間は10分とかかりません。ホットクックの鍋と、混ぜてくれる器具(混ぜ技ユニット)を洗うのが面倒だなあ…とはじめは思いましたが、これも慣れれば面倒なことはないんです。
カレー、ハッシュドビーフ、肉じゃが、鍋、おでん…、どれもこの方法で、市販のルーなどを使うよりずっと簡単に、おいしく仕上がります。
ただし、何度も言いますが、慣れるまではちょっと大変です。失敗もあると思います。でもそこで、「やっぱり前のほうがいいかな…」と諦めたら、ずっと台所に1時間立たなければいけない生活に逆戻りです。私は慣れるまで2か月くらいかかったかな。
そしてホットクックのもっとすごいのは、炒め物です。この話は、また今度。