SaaSマニアが感動したノーコードツール「Framer」の5つの魅力
こんにちは、マネーフォワードi 代表の今井です。
今日は、マネーフォワードグループの中でも随一のSaaSマニアを自称する私が、実際に使ってみて感動したWebサイト構築ツール「Framer」について紹介したいと思います。
当社では私自身がWebサイトの大部分を管理しているのですが、正直なところ、専門家ではないので苦労することも多々あります。
しかし、Framerを使い始めてから、ほんの数時間でサイトを構築できるようになり、ノーコードツールの便利さをヒシヒシと実感しています。
Framerとは
Framerは、Facebook出身のメンバーによってアムステルダムで設立された企業が提供するサービスです。
元々はプロトタイピングツールとしてスタートしましたが、2023年にサイト構築ツールとして生まれ変わりました。私はそのタイミングでProduct Huntで見かけて、使い始めました。
似たようなツールとしては、WebflowやSTUDIOがありますが、この記事によると、Framerはコンポーネントの再利用性が高く、効率的に大規模なサイトを作れるのが強みだそうです。ただし、英語のインターフェースで取っ付きにくいのが難点とのこと。
先日、Framerのオンラインカンファレンスが開催されていました。雰囲気を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
Framerの良いところ5つ
さて、ここからは私がFramerを使ってみて感じた良いところを紹介していきます。
1. 高速リリースが可能!
新サービスを立ち上げる際、Webサイトの制作は必須ですよね。
よくある制作の流れとして、ワイヤーを書いて、デザインを依頼し、コーディングを外注するだけでも、あっという間に2週間はかかってしまいます。しかも、変更や手戻りがあれば、さらに時間が延びていきます・・・。
Framerを使うと1ページ分なら数時間で実装完了できるイメージです。作業中に思いついたアイデアもすぐ取り入れられるので、自分だけで完結できるのが何よりも良い。リリース後の修正も簡単なので、A/Bテストを重ねてパフォーマンスチューニングもラクにできます。
2. 使いまわせるUIが超充実!
デザインテンプレートが豊富なツールは多々ありますが、すでに企業やサービスのブランディングデザインが決まっている場合は自社サイトに使えないこともあります。
実際のところ、すでにある自社サイトの追加修正に役立てるツールとしては、デザインテンプレートよりもUIのライブラリが欲しかったりします。
Framerはデフォルトのパターンは少なめですが、サードパーティ製のUI Kitが充実してます。例えばこんなサイトからUIをコピペで持ってこられます。
3. コミュニティが超アクティブ!
Framerには活発なコミュニティがあり、サポートや学習コンテンツ、テンプレートやコンポーネントの紹介、機能リクエストの受付などが行われています。
コミュニティが活発なので、さまざまなUI Kitやコンポーネントを作る開発者がいてどんどん充実していきます。(最近はちょっとコンテンツが多くなりすぎて全体像がわからなくなってきましたが。)
前出のカンファレンスの後にソッコーで新機能を使ったデモが公開されているあたり、サービスとしての勢いを感じます。
4. アップデートのスピードが速い!
Framerは毎週のようにアップデートがリリースされています。使い始めた1年前は制限を感じる部分も多々ありましたが、今ではほとんど解消されました。
とくに嬉しかったのは以下の改善点です。
サイト内検索の追加
CMSのコレクション数増加
多言語対応
エディタナビゲーションの改善
エディタの高速化
たまに「これ必要?」と思うアップデートもありますが、ほとんどが的確で、開発チームを信頼できます。
5. 動作が軽い!リリースも超高速!
個人的に一番のお気に入りポイントは、エディタの動作が軽いこと。細かな編集作業がサクサク進むので、作業効率が格段に上がります。
リリースも即座に反映されるので、やる気が出ちゃいます。面倒な修正も苦になりませんね。
まとめ
今回はFramerの魅力をお伝えしてみました。私は本当に重宝しているのですが、最近はサイトを改善する時間も取れなくなってきています・・・。
Framerを使いこなせる方やこの記事を読んで気になった方へ、お仕事をお願いしたいと思っているので、興味のある方は下記フォームよりぜひご連絡ください!
一緒に素敵なWebサイトを作りましょう!