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布一枚の世界

こんにちは、こんばんは、おはようございます。

11月になりました。
もうすぐ暦の上でも立冬となり
冬の気配を感じるのかなぁなんて思う今日この頃

ふと、施術している時に感じたものを残しておきたいなと。←よく書く内容です。

久しぶりのnoteがまた独り言になってしまいました。
えへへ

施術前のカウンセリングの際に、クライアントの呼吸のペースや息継ぎのタイミングなどを観察し

その後ベッドに横になっていただいた時に、それがどう変化するか
前回と比べてどうか?

などをみています。


そして、そっとクライアントの背中と仙骨の上に手をのせる

私の手はクライアントのお身体の上

でも、見えない自分の手で心の中で手と手を合わせて合掌をし

自分自身の呼吸をゆったり、やさしい感じを繰り返す

不思議なもので、そうしていると

だんだん同調してくるみたいな感じで
お互いがゆったりとした呼吸になり

空気が変わる



呼吸を合わせる
というより、勝手にあってくる
身体という側のものによって個に分かれていたものが、繋がっていく感覚

そんな中で身体と、そこから伝わるサインをただ感じて、また手をあてる

オイルトリートメントをしている時の、身体と身体の境界線がなくなってくような感じとはまた違うけれど

布一枚隔てた中に感じる、繋がり、循環していく感じ。

空気が変わっていくような感覚は、直接触れるオイルトリートメントであっても、布一枚あっても、同じなのかも。

ただ、人によって心地よいと感じるパーソナルスペースはもちろん違う。
その塩梅が、私には課題なのだとも感じる。

ただ触れるだけなのか。

触れなくてできる事はなんだろう。

どのタイミングで触れ
どのタイミングで手を離し
どのタイミングで揺らしていく事が、1番安心していただけるだろう。

呼吸の観察と共に考える。


手を当てて

ぴりぴりぴりってしたり
ゆるーんとなる瞬間や
ゆるーんてしていたのにまたぐっと何かが入ったり
パンパンに気が詰まっている感じや
逆に、気が足りなくてフニャンとしているところを感じて

この感覚をうまく言語にできないけれど
身体全体で触りながら感じて、観る。


時々施術が終わった際に、クライアントから

•あの涙が出そうになる感覚ってなんて表現したらいいのでしょうね?

•急に、あれ?なんかだか重さが抜けた?と、瞬間に感じるあの感覚はうまく表現できなくて伝えられないけどどう言葉にしたらいいのでしょうか?

•触れられてるだけだけどこの安心感ってなんですか?

と聞かれる事がある。
私も言葉にするのが苦手なので

なんとなく心地よい、その時だけ感じた感覚を大切になさってみてください。
伝えてくださってありがとうございます🙏

とお話しする事もあれば

ただ、ありがとうございます。
とだけお伝えする時もある。
(それにとらわれそうになってしまうかな?と思ったり思わなかったり)


言葉にできない
でも、そんな世界に流れる空気感が好きだから

セラピストをしているのかと思いました。

とさ。

なんとなしの、セラピスト独り言でした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

shanti shanti shanti
imaiami


追記
トップにくる画像と本文がまったくニュアンスが違いますが
とっても陽気で可愛らしい豚さんが
今日も良い日だったなぁってなった時の仕事終わりの私の脳内みたいだったのでつい。

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