桜二首 38 今井浄御 2015年7月7日 15:42 葉桜の 清(さや)ぎ盲(めしい)し まなうら(眼裏)に 幾度よみがえりせしかあの夜の葩 / 頬冷たし夜風ざわめく夏の庭 桜(はな)にも似た手の暖かき 夏の緑濃い葉桜も、秋の紅い色づきも、冬の立ち枯れの枝も全てその中に、いつも舞い散る葩を重ねる #短歌 #桜物語 #覡中劇 38 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート