『ツイクストをめぐる冒険』#7 解説カードツイクストはどんなゲームか?
■はじめに
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■カードツイクストってどんなゲーム?
カードツイクストについては上記のルールを読んで貰えれば分かるのだけれども、いちいちルールを読むのが面倒くさいという方に向けてこの記事を書きます。
カードツイクストはツイクストに加えて遊ぶ拡張ゲームとなっています。つまり、プレイするにはツイクスト本体が必要になります。
「ツイクストは盤面が広すぎてどう挿していいかわからない」という言うようなツイクストに慣れていないプレイヤーに慣れて貰うために製作しました。また、練習ゲームのような性質を飛び越えて、カードツイクストそれ自体も充分楽しめるゲームになっていると思います。
■カードによって挿す場所を決めるツイクスト
カードツイクストはカードによって挿す場所を決めるゲームとなっています。挿す場所を指定する方法として多くのカードが既に盤上にある「自分のペグ」もしくは「相手のペグ」を参照するようになっています。
■橋はずし
カードツイクストの独特の要素として「橋はずしカード」というカードがあります。「橋はずし」はプレイしたら「相手プレイヤーが自分のリンクを外して自分の手番が終了する」というカードで、自分に不利な効果しか無いカードとなります。ですがプレイを回避することが絶対に出来ないルールです。このカードがカードツイクストのキーカードとなっています。
■ツイクストとは違う点
基本ルールと入門ルールではそれぞれ独自のスタートの仕方があります。
入門ルールではまず最初に上記のような感じで置きペグをします。
基本ルールでは上記のようなスタートカードで手番を決定します。でも、このルールは本来のツイクストのスタートの仕方をカード化しただけです。
カードツイクストでは手番中に挿したペグにだけリンクを架けられるというルールがあります。逆を言えば以前の手番で挿したペグ同士にリンクを架けることが出来ません。これによって前述の「橋はずし」が重要なカードとなります。
■基本と入門の2つのルール
カードツイクストには基本ルールと入門ルールの2つのルールが存在します。大きな違いは手札枚数の違いです。
それぞれで共通するカードもあるが、それぞれ固有で使用するカードも存在します。カード右下のアイコンでどちらで使うカードか指定しています。
入門ルールについては手札が1枚しかないので、デッキ内のカード構成を意識してどのように盤上を形成していくかが鍵となります。手札を制限することによって、どこが繋がる場所かまず意識して貰うセットとなっています。
基本ルールは手札が2枚あるので選択性があり、どういう順番で手札をプレイして行くかが鍵となります。回避出来ない橋はずしをどのタイミングで使うのか、手札をコントロールして使うテクニカルなプレイが出来るセットとなっています。
どちらのルールにおいても必ず「橋はずしカード」をプレイすることになっています。自分のリンクを繋げつつ、リンクが外されても良いように盤面を整えることと、相手のリンクが外れた時にスキをつけるように準備することが必要になり、先を見通したプレイをすることでツイクストの実力も養えるものとなっています。
■投了
通常のツイクストでは投了で勝負を終えることがほとんどですが、カードツイクストでは最後まで逆転の目があります。「橋はずし」が引かれれば相手のリンクを分断出来て一気に逆転の可能性が出てきます。「橋はずし」が引かれる可能性があるときは投了をせず様子をみることをおすすめします。
■注意
カードツイクストのプレイにはいくつか注意点があります。まず、ツイクスト本体が必要です。さらに、ペグとリンクの少ないバージョンでは本来の意図と違ったものとなるためGP版/3M版/アバロンヒル版を推奨しています。特にコスモス版は極端にペグとリンクが少ないので推奨しません。またルールでフォローしてますがツイクスト本来のルールの把握も必要になります。
■終わり
カードツイクストのゲームの説明としてはこんなところかなぁと思う。具体的によくわからないけど、もっと詳しく知りたいという人はルールを公開しているのでリンクの方から確認していただきたい。
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